キミと超えて灰になる
もう一度、また遊ぼう
両親を亡くし、祖父母に育てられた高校生・創真(そうま)は、祖母の入院をきっかけに、長年疎遠だった兄・玄太の暮らすシェアハウスで生活を始める。
学校でも家庭でも居場所を見いだせない創真は、幼い頃に聞いた“鏡合わせ”のおまじないを試し、深夜零時に鏡の世界へと迷い込む。そこに住む「ハートレス」たちは、創真と玄太が子供の頃に一緒に遊んでいたゲームのキャラクターによく似ていた。
鏡の世界の主「終偽(ついぎ)」は、創真の心の奥底に押し込めてきた黒い感情そのものだった。創真は終偽から告げられる。「49日以内にあのゲームをクリアしなければ、お前はこの世界に溶ける」と。
創真は、玄太との思い出が詰まったゲームを、今度は一人でクリアしようとする。しかし、それこそが自分自身の黒い感情と向き合うことだと気づき始める。一方、現実世界では玄太が創真の異変に気づき、弟を救うために動き出す。
創真は、ゲームを進める中で、玄太への憎しみと愛情が複雑に絡み合っている自分を知る。そして、黒い感情を消すのではなく受け入れることで、初めて前に進めることに気づく――。
両親を亡くし、祖父母に育てられた高校生・創真(そうま)は、祖母の入院をきっかけに、長年疎遠だった兄・玄太の暮らすシェアハウスで生活を始める。
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