「不吉な星読み」と王宮を追放された私ですが、隣国の提督が「君の警報は三千の命を救った」と迎えに来ました
時化も嵐も正確に読むのに、「凶事ばかり告げる不吉な星読み」と疎まれてきた宮廷天文官セシリア。華やかな偽巫女の「祝福」が採用され、私の暴風雨警報は握り潰されて追放に。けれど三日後、警報どおりの大時化が王室艦隊を襲い――彼女を迎えに来たのは、三年前の警報一枚で三千人の部下を守った隣国の提督でした。「凶事を先に言う者だけが、凶事から人を守れる」。正しい警告が御馳走と呼ばれる国で花開く私と、外れ続ける偽りの祝福。査問の場で記録が下す審判とは。行き遅れ星読みの痛快ざまぁ。全六話。
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