寝かしつけの手柄は妹のもの、王子さまの熱は私のせい。追われた令嬢ですが、殿下は私の腕でしか泣きやまず、堅物の伯爵さまは抱っこを習いに来ます
生まれて八か月の王子殿下の子守りとして、夜泣きの晩を抱いて過ごしてきた子爵令嬢ロズリーヌ。ところが寝かしつけの手柄は見習いの妹に奪われ、殿下が熱を出すと「姉が窓を開けた」と責めを着せられて、王宮を追われてしまう。けれど殿下は誰の腕でも泣きやまず、陛下の侍従武官を務める堅物の伯爵が彼女を迎えに来る。赤子を渡されると直立不動になる伯爵に、抱き方を教える日々。母の子守唄の、彼女しか知らない三番が明かすのは誰の嘘か。ざまぁと溺愛の物語。全七話。
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