王子と秘密の屋台飯
第三王子アルノルトの最近の楽しみは、城下町の屋台巡り。
焼き鳥、煮込み、揚げパン――宮廷料理にはない庶民の味に、すっかり夢中になっていた。
そんなある日、路地裏で出会った“シャル”という料理上手な人物。
玉ねぎと豚骨の煮込みに心を撃ち抜かれたアルノルトだったが、後にその正体が、完璧令嬢と名高い婚約者シャルロッテだと知ってしまう。
「うまい飯を作る人間のどこがはしたない」
完璧な笑顔の奥に隠れていた、彼女の素顔。
そして始まる、王子と令嬢の秘密の厨房時間。
食べることから始まる、ほっこり系王宮ラブコメ。
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