女嫌いの皇帝に国ごと嫁いだら、なぜか私だけ溺愛されています
資源も、富も、頼れる同盟国もない弱小国家ディスティン。女王カレンは、祖国を守るため孤独な戦いを続けてきた。しかし、強国ルブリンの脅威により、国の存亡を懸けた決断を迫られる。
祖国を救う唯一の望み。それは、女嫌いで知られる皇帝アレックスに求婚することだった。
「君と結婚する利点がない」
冷たく突き放されても、カレンは国のために頭を下げる。そんな彼女の姿に、アレックスは説明のつかない違和感を覚えていた。
こうして始まった、愛のない結婚。誰もが欲しがるものを全て手にしてきた皇帝は、類まれな才覚を持ちながら自分の価値を認められない彼女から目が離せなくなる。
祖国を守るためについた嘘。 愛など必要ないはずだった契約結婚。その選択が、やがて二人の運命を大きく変えていく。
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