王兄殿下は曰く付き 〜闇稼業の王子ですが、婚姻をお望みですか?〜
ティリエル王の兄、ラルクは王家を守るための闇稼業を生業としている。それは代々の王の第一子の務め。王国開闢(かいびゃく)からの守護精霊との契約だった。
見返りは大精霊による国境の守護。
条件は契約そのものを公開しないこと。
どの国も掃除屋とは雇用や隷属を介したものであり、王族みずからが手を汚すことはない。すなわちティリエルの【掃除屋】は、二重の意味で極秘事項だった。
――よって、ティリエル王室の第一子は生涯未婚を貫いてきたのだが。
ある日、若き国王セインは異母兄ラルクに見合いを持ちかけた。お相手の令嬢は、遠国から追放されたという身の上で……?
できるなら世間から隠れていたい王兄と、運命を見つけてしまった令嬢(つよい)の物語。
【番外編】では、過去編にあたるティリエル王国の始まりを記しました。
※小説家になろうでも投稿しています
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