峠の幽霊
峠の語源は「手向け」が転じたものである。
急坂の頂上にある草ぼうぼうの領域へと目が向く。
子どもは急坂を登りはじめる。足は自然と廃屋へと向かった。
「手向け」の場所は、ひとでないものが潜む。
少年と少女が選んだ未来は——
急坂の頂上にある草ぼうぼうの領域へと目が向く。
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