悪役令嬢はとっくに老婆です。今さら謝りに来ないでください
農村の人々に「レナばあさん」と呼ばれ、日向ぼっこと昼寝を愛する悠々自適な老後。乙女ゲームの記憶も悪役令嬢の野望もすっかり霞んで、それでも案外、悪くない暮らしだった。
そんなある日、レナが床に伏しているという噂が広まった。すると——かつての断罪に関わった人物たちが、全員老人になって謝りに来た。「死ぬ前に、謝らなければ」と。
レナの本音:「もういいのよ。昔の話でしょ」
だが老人たちは次々と訪れ——そして次々と、レナより先に逝く。見送られるはずだった老婆が、全員を見送ることになった。
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
何が凄いって、これだけの話を一日で載せきったのが凄い。案はあって貯めたとは思うけれど、私なら出し惜しみしてしまうかもしれません。小説、好きなんですね。穏やかに優しく、そんな気持ちで読みました。
断罪メンバーや友達の他に、奪い取ったヒロインが謝ってくるのかと思っていました。
題名は「お前が来たか?」みたいなのが期待していてたけれど、遂に出て来なかったのはそれでも良いかなと思えました。
少し寂しく楽しく切なく読めました。ありがとうございます。
おすすめから読み始めて、数日かけて読み終わりました。
不思議と惹き込まれて最後まで読みました。
淡々と、一貫して穏やかに続くレナ婆さんの日常。
50年前の断罪劇の役者たちが次々と赦しを故意に来てもそれはかわらず、その人生の最期の瞬間まで淡々と。
ひょっとしたら次も記憶があって転生するかもしれない、次はもっと普通の、断罪なんてない幸せな人生を送ってもらいたいと思うくらいにはレナ婆さんが好きになりました。
ありがとうございました。
第25話
まるで送り人です
怒りは、かなりの体力を使うそうですから、50年以上も怒り続けることは出来ないのかもしれませんね
それに、嫌な想い出を延々とスクロールし続けられる事も、人間には無理なのかもしれません
想い出は遠くの霧の中に飲み込まれていく
おすすめに流れて来たのでうっかり読ませて頂きましたが、とても良いお話でした。
きれいに終わってるので全然いいのですが、また記憶を持ってても持ってなくてももう一度、今度は犠牲になる事も失敗することもなく愛し愛され子供を産んで幸せな人生を全うさせてあげたいと思わせる主人公でした。
幸せではあったので、また別の、誰にも疑われることのない幸せを与えてあげてほしい。
そんなふうに心に残る物語でした。
素敵なお話をありがとうございました。
土産一つ持たずに 己の「許されたい」欲のために 勝手におしかけてきて 勝手に満足して死んでいく身勝手な連中の話を延々とよまされていらいらした
今を生きていれば 昔のことにこだわってはいられない
しかし それで 心の傷がいえるわけではない
ただ 流して生きていることに慣れるだけ
そして 老いの恩恵を受けて 細かいことを忘れてしまう・昔を思い出して心を乱されることのない毎日を送っている主人公
その平穏な老後を 最後に乱しに来て、過去に自分ができないことことを果たして樂になりたいという身勝手な欲求を満たしに来る連中に 付き合う主人公の心情にふれず
ただ 謝罪きた側の人間がギリギリ納得できる姿だけを 主人公の心情であるかのように描いているところに
偽善を感じました。
アホ草
悪くなかったレナばあさんの人生に乾杯!
蟠りを抱えた皆様を見送ってからの永遠の旅路が“悪くない“ものになりますよう。
縁側にやって来る訪問者と縁側=日本家屋?と、脳内バグりながらも一気に読んでしまいました
良き物語をありがとうございました。
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