婚約破棄ですか? うーん、普通こうなりますよね?
とある王国の暫定王太子、アングは自身の通う王立アカデミー高等科の卒業記念式典で高らかに吠えた。
「クラウディア・グランナよ、そなたとの婚約を破棄する。
そなたは王国の王妃としてふさわしくない!
私はアイリス・アンタン男爵令嬢と真実の愛に目覚めたのだ」
証拠を突き付け、クラウデイァを断罪しようとするアングだったが、どうも微妙にうまく事が運ばない。
果たして彼は、無事目的を達成することができるだろうか!
というお話です。
あまり深く考えてないふわっとした作品なので、そういうものと思ってお楽しみください。
この手の話はほんと気楽に書けるから楽しい。
「クラウディア・グランナよ、そなたとの婚約を破棄する。
そなたは王国の王妃としてふさわしくない!
私はアイリス・アンタン男爵令嬢と真実の愛に目覚めたのだ」
証拠を突き付け、クラウデイァを断罪しようとするアングだったが、どうも微妙にうまく事が運ばない。
果たして彼は、無事目的を達成することができるだろうか!
というお話です。
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この手の話はほんと気楽に書けるから楽しい。
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本文で「国王陛下」ではなく「王陛下」とありますが……
【妄想劇場〜おまけ】
「……と叔父上が……じゃなかった。王陛下たちが言ってたんだけど……」
僕は王宮勤めの下級文官。
「私を見てたから正気になったぁ?」
「うん」
父上は本当なら王になっていた、元第一王子。
母上は昔も今も平民。
「アング殿下の話は聞いてるが、一緒にしないで欲しいな」
「ですよね」
父上は確かに、母上という『真実の愛』を見つけた事で、当時の婚約者と婚約解消し、王籍を捨てて母上と駆け落ちしたけど……。
「私は身辺整理してから出奔したぞ」
「ですよね」
父上は当時の王陛下に許可をいただき、当時の婚約者にも代わりの婚約相手を整えてから駆け落ちした。
国内に残ってると、王位継承でイザコザが起こるから、同盟国へ転籍したと。
そんな僕らがこの国にいるのは、僕が学園に入る前に、父上が在籍している商会がここに支店を作ったから。
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