愛重(あいちょう)のゼラ
トルマリン家。それは太古の昔、魔王から世界を救った王族だった。
そのトルマリン家の生き残りを自称する少年。ソラトは戦乱から離れた村で暮らしていたが、彼にはトルマリン家を復興し、一国の主になるという夢があった。
そのためにソラトは超常的な戦闘力を持つ超戦士、『クレリック』になる事を目指すが、魔力によって編まれた戦闘服。『ローブ』を発現できない彼は毎日のように練習しては失敗するを繰り返していた。
幼馴染にして想い人であるゼラ・アクアマリンに無駄な努力となじられながらも、ソラトはクレリックを目指す。強くなり、戦功を上げて、成り上がっていく事が、好きな女の子を幸せにできる手段だと確信しているから。
そんなソラトの前に滅びた魔王の思想を受け継ぐザダナー族の魔の手が忍び寄る。
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