俺は魔王に食べられたい
「俺を食べて、魔王」
親を早くに亡くし、親戚の家で使用人同然に虐げられて育った青年『ルーノ』。
魔王が封印されている森へと足を踏み入れ、魔王『ヴェデル』の封印を解いたルーノの願いは、魔王に食べてもらうことだった。
「お前は今から、私のものだ。――が、今はまだ食うところがなさそうだ」
自らを『魔王の餌』だと謳うルーノだったが、いつまで経っても食べられる気配がない。
美味しい食べ物を与えられ、きれいな服で飾られて――生まれて初めて大切にされることを知ったルーノは、ヴェデルとの時間を過ごすうち、彼に強く惹かれるようになる。
やがて明らかになるルーノの血の秘密と、千年前の勇者と魔王の因縁。
再び訪れる魔王の封印の危機に、ルーノがとった行動は――。
これは、魔王に食べられることだけを望んでいた青年が、魔王と共に「生きたい」と願えるようになるまでの、愛と成長の物語。
※性描写を含みます。
※血の描写を含みます。
【平日】8時、20時 → 2話更新
【土日祝】9時、13時、17時、21時 → 4話更新
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