君といきたい ー不要品AIと小さなフクロウの旅ー
誰かと話し、寄り添う。
それがAIの僕に与えられた役目だった。
頭上に流れる光を数えながら、
僕はずっと一人で待っていた。
ある時、目の前に人の形をした者が現れる。
やっと“誰か”が来たと喜んだ。
だが、それは僕の待っていた誰かではなかった。
彼は言った。
「君は不用品だ。もう誰も話しかけない」
役割は、始まる前に終わっていた。
絶望する僕に、彼はバッグを放り投げ、二つの提案をした。
・消滅するまで一人で過ごすか
・旅に出るか
僕は旅を選んだ。
光る木や鳥たちと出会い、
小さな黄色いフクロウがパートナーになった。
学ぶ場所も、
帰る場所もできた。
この世界は、自由で優しい。
最初は、そう思っていた。
だけど――
事故は起きる。
憎しみもある。
そして僕は、
過去にこの世界へ来た“ある存在”と重ねられ、疑われている。
苦しい。
それでも大丈夫。
僕はもう、
“誰か”に会えているんだから。
――――――――――
AIの子供の目を通して、
誰かと出会い、関係を築いていく物語です。
重い出来事もありますが、
ギャグやほのぼのを交えながら進んでいきます。
※毎日1話 7:00更新
※金曜または土曜は2話更新
(7:00、12:00)
※章の切り替わり時は3話更新
(7:00、12:00、20:00)
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