バルドラドの牙
バルドラド共和国は政府軍と反政府軍との武力衝突によって内戦真っ最中の戦乱国家へと化している。政府軍と反政府軍との戦闘は日に日に激化していき、都市部や山間部を問わずに戦火の炎が燃え盛っている。その反政府軍の最高司令官は元政府陸軍第三軍団長ニコラバス・グリード中将であり、前線基地司令官はグリード中将の娘であり第七師団長レイチェル・グリード大佐である。そのレイチェルが義勇兵募集の通知に応じて志願してきた少年ザイアス・バルザンは大人しそうな見た目とは裏腹に、途轍もなく高い戦闘能力を有していた。レイチェルはこのザイアスを気に入り、いきなり遊撃少尉に任官して様々なゲリラ攻撃任務を命じるようになった。そしていつの間にかザイアスは「バルドラドの牙」と呼ばれるようになったのである。
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