最底辺の魔法使いに恋したガーディアン

 それはまだ魔王とやらが大活躍していて、勇者がもてはやされる時代。
 その魔王に滅ぼされた村では、一人の魔法使いが住んでいる。ただこの魔法使いは、攻撃魔法、防御魔法ともにろくなものが使えない。
 彼女が得意とするのは「占い」と「薬作り」だけ。
 そんな彼女を、人々は揶揄を込めてこう呼んだ。

──『最底辺の魔法使い』と。
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