あなたにおすすめの小説

婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした 表紙

婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした

今から七年前。 婚約者である王太子の都合により、ありもしない罪を着せられ、国外追放に処された一人の令嬢がいた。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に彼女の居場所はどこにもなかった。 そして彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。 そして現在。 『魔の森』に住まうとある女性を訪ねてとある集団が彼女の勧誘にと向かっていた。 彼らの正体は女神からの神託を受け、結成された魔王討伐パーティー。神託により指名された最後の一人の勧誘にと足を運んでいたのだが——。
ファンタジー 完結 長編
文字数:123,337
五百年前の後宮制度を復活させて聖女を側妃に迎えるそうなので、王子を連れて祖国へ帰ります 表紙

五百年前の後宮制度を復活させて聖女を側妃に迎えるそうなので、王子を連れて祖国へ帰ります

五百年も前に使われなくなった後宮制度を持ち出し、異世界から現れた聖女を側妃として迎えたい。 夫である国王フリードリヒからそう告げられた王妃ジュリエットは、怒るより先に呆れてしまった。 ジュリエットは、国境紛争を避けるための和平の証として隣国モンレーヴから嫁いできた王女だった。 王妃として国を支え、ただ一人の王子リュシアンにも恵まれた。 けれど、王族とは国民に恥じることのない振る舞いを求められる存在だと考えるジュリエットにとって、フリードリヒの判断は到底受け入れられるものではなかった。 「分かりました。それでは私は、祖国へ帰らせていただきます」 まだ幼い息子と、母国から連れてきた者たちとともに。 フリードリヒは、それが里帰りになる程度にしか考えていなかった。 ――和平のために結ばれた婚姻が、何によって成り立っていたのかを知るまでは。
恋愛 連載中 短編
文字数:72,219
婚約破棄され「彼女だけを守る」と告げられた伯爵令嬢~承りました、どうぞ末永くお幸せに! 婚約破棄を止める? いえ、お断りいたします! 表紙

婚約破棄され「彼女だけを守る」と告げられた伯爵令嬢~承りました、どうぞ末永くお幸せに! 婚約破棄を止める? いえ、お断りいたします!

 伯爵令嬢イリアス・クローディアは、春の舞踏会の夜、婚約者の侯爵家子息ユリウス・アーデルハイドから一方的な婚約破棄を宣言される。 その場に響くのは、ユリウスを称える声とイリアスを非難する怒号──陰で囁かれる嘘があった。 だが、イリアスは微笑を崩さず、静かに空気を支配し、したたかな反撃を開始する。これは、婚約破棄を断絶として受け止めた令嬢が、空気を反転させ、制度の外で生きるための物語。 「爵位契約の破棄として、しかと受けとめました」──その一言が、今を、すべてを変える。 ♧完結までお付き合いいただければ幸いです。
恋愛 連載中 長編
文字数:11,940
「更新は、いたしません」〜白い結婚五年目、満了まであと三十日〜 表紙

「更新は、いたしません」〜白い結婚五年目、満了まであと三十日〜

結婚して五年、アメリアが夫オズワルドと交わした会話は、用件だけだった。 「妻は、よくできた調度のようでいてくれればいい」と言われた契約結婚。それでも五年、家政も、社交も、領地の調停も、夫の妹の支度も、アメリアは全部きちんと回してきた。契約とは、果たすものだから。 満了の三十日前の朝、夫は手紙の束から顔も上げずに言った。「更新の書類、いつものように任せていいか」 「更新は、いたしません」 その日から、伯爵家の何かが毎日ひとつずつ止まっていく。夫が五年間、見ようともしなかったものの形に沿って。 隣領の伯爵レナードだけが、満了の「その後」の話をしたがっている。 あと三十日。アメリアは指折り数えて、満了の日を楽しみに待っている。
ファンタジー 連載中 長編
文字数:81,089
公開求婚で選ばれなかった私へ、隣国王子が求婚してきました 表紙

公開求婚で選ばれなかった私へ、隣国王子が求婚してきました

王太子妃候補として、長年王宮を支えてきた侯爵令嬢エレノア。 外交会談の調整。 文官との連携。 派閥間の根回し。 本来は候補教育の一環だったはずの仕事は、いつしか彼女なしでは回らなくなっていた。 けれど王太子レオルドが公開求婚で選んだのは、愛嬌があり華やかな別の令嬢。 その瞬間、候補制度から外れたエレノアへ、隣国セレストリア王国の王子ルーファスが公の場で求婚する。 「王国が彼女を必要としないのであれば、我が国が望んでも問題ありませんね」 「君なら、これからも王宮を支えてくれるだろう」 当然のように引き留める王太子へ、エレノアは静かに答えた。 「候補制度から外れた以上、王宮へ残る理由はございません」 彼女が去ったあと、王宮は少しずつ綻び始める。 これは、失ってから価値に気づく王国と、 初めて一人の人間として正当に評価された令嬢の物語。
恋愛 連載中 長編
文字数:71,521
辺境伯令嬢でしたが、王太子に戦功を奪われ処刑されました。二度目は祖国を救いません 表紙

辺境伯令嬢でしたが、王太子に戦功を奪われ処刑されました。二度目は祖国を救いません

王都からの救援要請を前にして、フレイヤ・ノルドヘイムは静かに息を吐いた。 一度目の人生で、彼女はその声に応えた。父を失ったばかりの身で雪深い辺境から軍を率い、凍てつく山道を越え、敵軍を退け、王国を救った。 けれど、人々が英雄として讃えたのは王太子ヤロミールだった。 王太子の婚約者となった後も、彼女の献身が報われることはなかった。差し出したものは当然のものとして扱われ、最後には処刑された。 その最期に、彼女のそばにいたのは、翼がなく空を飛べない白い竜だけだった。 目を覚ましたフレイヤは、父の戦死を告げられた日に戻っていた。 ならば、もう同じ道は選ばない。 王太子の栄光のために戦うことも、王都の涙に命を差し出すことも、二度としない。 彼女が守るべきものは、雪深い辺境にある。 飛べない白い竜がいる。父が遺した寡黙な竜騎士がいる。そして、彼女の帰りを待つ人々がいる。 祖国を救った令嬢は、二度目の人生で祖国を救わない。 これは、すべてを奪われた辺境伯令嬢が、雪の国で愛と居場所を取り戻す物語。
恋愛 連載中 長編
文字数:187,312
王太子に婚約破棄されたけど、私は皇女。幸せになるのは私です。 表紙

王太子に婚約破棄されたけど、私は皇女。幸せになるのは私です。

王太子に婚約破棄された令嬢リリベッタ。 「これで平民に落ちるのかしら?」――そんな周囲の声をよそに、本人は思い出した。 ――わたし、皇女なんですけど? 叔父は帝国の皇帝。 昔のクーデターから逃れるため、一時期王国に亡命していた彼女は、 その見返りとして“王太子との婚約”を受け入れていただけだった。 一方的に婚約破棄されたのをきっかけに、 本来の立場――“帝国の皇女”として戻ることに決めました。 さようなら、情けない王太子。 これからは、自由に、愛されて、幸せになりますわ!
恋愛 完結 長編
文字数:46,176
次期王太子妃は貴方と離れることを所望しております 表紙

次期王太子妃は貴方と離れることを所望しております

「もういいわ」 次期王太子妃である私の冷たく吐いた言葉に、周囲の文官たちは言葉を失う。 私の怒りを皆が悟ったのだろう。 なのに言葉をかけた当人––––王太子のキースは気付く素振りもない。 「彼女に会いに行って、いいのか?」 「気にせず行ってください」 告げた言葉に、部屋にいた文官や王城使用人の顔が凍ったのが分かった。 傍に控える騎士も、思わず互いの顔を見合わせている。 皆、分かっている。 怒鳴られる方がマシだ、泣かれる方が救いがある。 『もういい』に込められた意味は、諦めだということに。 「……アイシャ、本当にいいのか?」 キースの足は、もう出口を向いている。 私ではなく、別の女性に会いにいくために…… 「えぇ、どうぞ……好きになさってください」 「……すまない。次は埋め合わせをする!」 出て行くキースの背に、そっと告げる。 「もう、次なんてないわよ」 その言葉は、走りゆく王太子に届くことはなかった。 私は覚悟を固める。 半生をかけて支え続けてきた、彼のために尽力してきた。 その努力が軽んじられるのならば。 もう……この座に居る必要はないと。
恋愛 連載中 短編
文字数:47,849