神はその足元に人の世を造り給う
天上界の神々が、箱庭として下界に造った広大な中華大陸の西の果てには、銀狼山脈が屏風のようにそびえている。その麓にある西華国の皇帝・半氏一族は、銀狼に身をやつした神との誓約により、800年の安泰をむさぼっていた。
趙藍秀は、半氏の第三皇子に嫁ぐ姉の侍女として後宮に入り、次期皇太子の座をめぐって渦巻く陰謀から身を挺して姉を守る。その彼女を見守り時に太刀を振るって助ける、美貌の若い宦官がいた。
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