ズキズキずっきーに 06-図書館の頃。
バブル崩壊後の浪人時代、主人公は電車に乗ると激しい吐き気や動悸に襲われる“奇病”に苦しんでいた。予備校に通えず宅浪を選び、静かな部屋で勉強に没頭する日々は順調だったが、センター試験当日、症状が悪化して試験会場へ行けず、公園で時間を潰して帰宅する。家族には「バッチリだった」と嘘をつくしかなかった。
その後も本試験の日に同じように逃げ、主人公は「この病は脳と体が記憶した反応だ」と考え、勉強に没頭すれば治ると信じて医学部を目指す。模試で合格圏に入り「治った」と思うが、玄関のドアが歪んで見えるほどの恐怖に襲われ、外へ出られない現実に再び打ちのめされるのであった。
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