甘灯の思いつき短編集
※本編は現実世界が舞台になっていることがありますが、あくまで架空のお話です。フィクションとして楽しんでくださると幸いです
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「徒桜の契り」拝読しました。
政略結婚は珍しくない時代だったのかもしれないけれど家族の仇との婚姻となると承服できないのも分かります。そしてそれ以上に澪さんは前世からの約束で自分を待っている鬼の元にいきたかったというのもあったのでしょう……。
前世では鬼への贄として育てられたものの鬼と心を通わすことができた澪さんはつかの間の幸せを味わえたと思います。けれど今世では約束通りに桜の木の下で再会を果たすことができたけれど、すぐに殺されてしまった(。>_<。)
澪さんが生まれ変わるのを待ち続けていた鬼も、きっと深く澪さんを愛していたのでしょう。
澪さんの来世が、自由に愛する人と結ばれることが許される時代であることを祈ります。
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「機械仕掛けの真心」拝読しました。
突然の事故で母親が亡くなってしまった悠里くん。まだ幼く、なかなか現実が受け入れられない悠里くんに、読んでいて心が痛くなりました。
父の新さんも愛する妻を亡くして深い悲しみの中で、悠里くんのことやレイのことをきちんと考えてくれていたと思います。
悠里くんにとってレイと過ごした時間は、突然訪れた母との別れを受け入れるための時間だったのかも……。
20年後、大人になった悠里くんがレイのことを『母さん』と呼んだのも、とても素敵でした。
御堂玲という『ママ』と、レイという『母さん』、悠里くんには二人の母がいるんですよね。
とても素敵な『家族』の物語をありがとうございました!
バレンタイン企画へのご応募ありがとうございます!
「炎の魔王とOL勇者」拝読しました。
ゲームを遊んでいて、いきなりキャラクターがテンプレ台詞と違ったことを言い出したらビックリしますよね。でも、決められたストーリーとは違う展開になりそうでワクワクしちゃいそう(笑)
アイテムボックスの仕組み、モンスターを倒した時のドロップ品、その他にも色々と不思議で納得いかない魔王様の素朴な疑問……ゲーム内の造られた「魔王」というキャラではなく、心も人格もある「イグニスさん」と感じられて作品に引き込まれるように読み進めました。
アズサさんが魔王イグニスさんの質問に答えるかたちで会話を重ねて二人が少しずつ仲良くなっていくのがほのぼの楽しかったので、ゲーム機が壊れてしまった時にはもう会えないのかと……私まで寂しい気持ちになりました。
最後の一文の「真のエンディング」という言葉を見て、もしかしたら二人はいつかお互い大切な存在になれるかも……と、二人を応援したくなりました(*'ω'*)
朗読配信へのお申し込みありがとうございます!
「暁が愛した優しき怪物」拝読しました。
最後にミノタウロスを殺した男が羨ましく思うほど、ミノタウロスはイオスネルに愛されていたんですね。でもその愛はあまりに悲しくて切なかったです。
怪物の見た目だからと迷宮に閉じ込められて、贄として差し出された子供達を喰らうこともなく、イオスネルの解放を望んで、最期まで誰も殺めることなく死んでしまったミノタウロス……。
恐ろしい怪物とされながらも、ミノタウロスこそが一番の被害者だったように思いました。
最期まで「夜明けの空色」を知らないまま逝ってしまったミノタウロスだけど、イオスネルの魂と共に安らかに眠って欲しいと思いました。
Xの秋企画へのご応募ありがとうございます!
「邂逅のアトリエ」拝読しました。
記憶をなくしても消えない想い……大切な人を描き続けた芦谷さんが切なくて、明里さんが個展を開いてくれて、女性が現れて欲しいと祈るような気持ちで読み進めました。
不幸な事故で芦谷さんと湊さんが結ばれることはなかったけれど、最後の場面で幸せそうな二人が描かれて、切ないながらも穏やかで優しい気持ちになれました(*´ω`*)
素敵な作品のご応募ありがとうございます!
納涼企画へのご参加ありがとうございます!
「シロツメクサの真意」拝読しました。
冒頭から主人公の陽太くんが何か記憶に曖昧な部分があるというのは書かれていたものの、明らかになった真実はあまりに衝撃的でした。
可愛い女の子の咲夜ちゃんとのどきどきお祭りデートである前半と、恐ろしい過去が明らかになっていく後半の温度差がすごく激しくて、よけいにヒヤリとさせられました(; ゚Д゚)
陽太くんがやってしまったこと、そしてそれらを忘れてしまっていたこと、夜都ちゃんからしたら耐えられないくらい悔しかったでしょうね……。
自業自得の主人公陽太くんの後味の悪さと、忘れていた自分の罪を思い出すことの恐怖……この作品の「怖いポイント」だと思いました!
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