甘灯

「あんたはもう必要ないわ、さよなら」 女神官アマリエ・ヴィヴィオルドは、聖女イレーネの策略によって崖から突き落とされる。 2人は実の姉妹であり、アマリエは聖女を演じている姉を献身的に支えていた。 そんな姉の裏切りに絶望するアマリエ。 そんな彼女の窮地を救ったのは神界から遣わされた神獣だった。 神獣はアマリエに堕神の復活を告げる。 それは神界、地上界、冥界の均衡を崩壊させる世界の危機を意味していた。 アマリエは世界を守るために、神獣の言う【堕神の協力者】を探すことになるが… 「え、神力が使えないってどういう事ですか！？」 聖女なのに神の加護を失ったアマリエの波乱な日々が幕を開ける。

声劇台本向けになりますが、一つの物語として楽しんで貰えるような文面にしていますので、ぜひ読んで頂きたいです。 作者の好みでファンタジー系の話が多いです。 声劇について知識がまだ浅いので、演じる方には読みづらい箇所が多々あると思います。 徐々に改善はしていきたいと思いますが、その点は予めご了承ください。 『声劇での使用について』 使用の際、録音や録画に関しては特に報告したり許可を取る必要ありません。 ただし【投げ銭】といった利益が発生するアプリ等に使用する際には一言添えてくださいますようお願いします。 ※使用料と頂くことは考えていません。 できたら作者の名前を載せてもらえると嬉しいです。 自作発言は控えて頂けるようにお願いします。 過度なアレンジを加える、キャラクターの性別の変更、世界観の大幅な変更はやめて頂けるようにお願いします。 台詞の多少の修正やアドリブの追加は大丈夫ですが、視聴する方が不快になるような暴力的な言葉に変更することはやめて頂けるようにお願い致します。 キャラクター名の変更は可能です。 皆様には作品を純粋に楽しんでもらいたいと思っています。 演じる方の微力でもお役に立てることを作者は切に願っております。

「こうやってお前と出会ったのも浅からぬ縁ゆえだろう」 迷子になった山で忽那緒美《くつなつぐみ》は猫神と名乗る不思議な黒猫と出会う。 数十年後、アラサーになった緒美は田舎町で祖母の店を継いでおにぎり屋「縁」を営んでいた。 ある日、常連客の老夫婦が店を訪ねて来ていて、老婦の豊子と出掛けるを約束を交わす。 しかし約束の日にやって来たのは、弁護士・黒羽根友成《くろばねともなり》という冷たい雰囲気を漂わせた男で…。 心を繋ぐ“縁の糸”が見える緒美が紡ぐ、温かく、ちょっぴり切ない絆の物語。