追放されました、神子を処女受胎させられ聖母にさせられました、何しやがるんだ糞神!
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マリアはごく普通の農家に生まれた平凡な少女だった。それが教会が行う七歳の測定の儀式で、聖女級の魔力成長が見込めると判定されてしまった。それが不幸の始まりだった。並の領地なら、教会に囲い込まれていただろうが、マリアの住む領地は四大公爵家の一つ、ロントリム公爵家だった。ロントリム公爵ケインは教会にすら圧力をかけられる辣腕家だった。マリアは父母兄弟から引き離され、教会の守護も得られず、ロントリム公爵家の養女にされてしまった。ロントリム公爵はマリアを王太子の婚約者に擁立することに成功したのだが、対立する同じ四大公爵家で宰相のギネス公爵の巻き返しを許してしまった。稀代の極悪令嬢、リモンド伯爵令嬢ステラに王太子を籠絡させ、マリアに侍女殺害の濡れ衣を着せ、追放刑としたのだ。
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