その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
怒りしかないですね、奴隷の獣人さんの事を考えると。
リーナへの嫌がらせでもこれはひどすぎる。
yumeji 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
そうですね。 獣人さんにとっては、とても、理不尽な事です。 また、リーナさんもそう感じておりますね。 おばば様の薫陶もあり、獣人さんに偏見を持たないリーナさんですから、憤りもひとしおでしょう。
みんな、幸せになれればいいのに…… ハッピーエンドマニアが送る、ビターな部分です。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
半端者の護衛なんて足手まといだし、信用出来ない人間の目があっては、リーナが全力で戦えない。彼女を心配するなら、教会側が実力行使に出た時に、彼女が返り討ちで殺っても(獣人コンビ含む)責任は問わない旨の確約を取り付けて下さい。
大変だろうけど、人間より獣人達の方が信用出来るし…奴隷から解放出来ますね。多分、リーナの親衛隊になるんだろうなー。
パンパンパンダ 様
コメント有難うございます! とても嬉しいです。
現在下調べ中…………………… と云う事で、お楽しみに!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
初めて読みました!
面白い小説でした!
これからも応援してます
Misuzu0219 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
長いお話ではございますが、頑張って綴ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
財務大臣は全てが終わった後、神官長と共に捕縛して必要が在れば処刑、無ければ全権限を剥奪した上で財務大臣は爵位を最低でも二つ、出来れば四つ位落とさないと示しが付かんでしょうな…。
神官長は剥奪位は最低でもして、今までの罪状を国民の前で晒して並べて首斬りせんとイカンでしょう。 じゃないと国民の不満が爆発しかねん程に高まるかも知れませんからね
其れは兎も角、奴等の悪意が近付いてますし、ラムソンさん達にもした様に手を差し伸べ、必要が在ればシュトカーナにも協力して貰いましょう! 奴等の歯軋りした顔を見る為に、顎が外れる程に驚いた顔を見る為に(人は其れを顔芸と呼ぶ)
キリン様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です。
財務大臣さん、色々と画策してらっしゃるようですが、国庫とは個人の財布とは違うんですよね。 貯めるのが正義では無いんですよ。 まぁ、有る程度の備蓄は必要ですけれどもね。
神官長補佐様にはきっと、報いが訪れるとそう確信しております。 そういう人ですものね。
皆がリーナを心配する中、彼女の疾走は止まらなくなるでしょう。
物語が転がり始めるまで、もう少し。 今は山を登っている最中です。 がんばって綴っていこうと、決心を新たにしております。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
何処もかしこも物資不足で頭を抱える中、第4軍だけは何とか供給が間に合い、其れに何かを感じた教会に尻尾振ってる(フリしてる)勢力が、ウーノル王太子と共に視察、普通に考えて名誉ある事なんですが、流石に今は止めて欲しですよね~。 その為の護衛だとするとスンゴイ納得(・-・ )
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、とても、嬉しいです! 感謝です!!
護衛の意味は、薬師リーナを外敵から護り、第四軍で保護する為に是非とも必要と、オフレッサー侯爵閣下が考えました。 これほどの力のある薬師ですから、当然聖堂教会には目を付けられておりますしね。
そして、なにより、海道の賢女様の直弟子。 つまりは、エリクサーに最も近い薬師ですものね。
あちらは、是非手に入れたいと思うでしょう。
見えない綱引きが始まりました。
今後の展開に乞うご期待です!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
久しぶりの書き込み失礼します。
新章の最新話まで拝見しましたが、何となく「お説教」の場面が多い章ーエルビスさん、ロマンスティカ嬢、おばば、オフレッサー軍団長ーになっているような気がしました(エルビスさんはどちらかというと「お願い」に近く、オフレッサー軍団長の怒りの対象は「リーナ」ではありませんが)。しかし内容をよく読めばいずれも十分正論(特に軍の薬の件は軍規の面で重大な問題をはらんでいたことに目から鱗でした)で、「リーナ」が色々規格外にこなせるからこその「落とし穴」がここにきて出て来たようですね。やるにしても事前の「報・連・相」を信頼できる者にするようになってくれると良いのですが…。最もこの査問会でオフレッサー軍団長の為人を理解し、初対面での無礼の謝罪も受けて和解できたのはリーナにとっては重畳ではないかと思います。
さて、ラストの方で国の重鎮が視察に来ると通達があったようですが、殿下とフルブラント大公はまだしも、狸たちの目的が…と書きかけてそういえばリーナって王都に来て(戻って)から「後見人(ドワイアル大公)」に一度も会っていなかった事を思いだしました(会っていたのはミレニアム・アンネテーナ兄妹ですしね)。外務卿で国外を奔走しているから都合がつきにくい面はありますが、後見人を差し置いて他の三大公が先に対面するのは大丈夫なのか気になります。さらにこの章の「お説教」は段々「怒り」レベルが上がっているように見えまして、この視察であの薬師部屋と「錬金釜」の実態が暴露されたら間違いなく「大爆発」が起きそうな気がします。
アコナ 様
コメントありがとうございます! とても嬉しいです!! また、読んでくださり、とても感謝です!! 長いお話に成りそうですので、本当に感謝です!!
お説教の多い章ですね。 本当に、そうです。 混沌とした状態の王国が、挙国一致体制に向かうその雰囲気が出ていればなぁ~ と、そう思っております。 制度も封建制から近代軍への移行時とか、聖堂教会の暴走が顕著になっているとか…… 色々と、仕込んでおります。
まだ、この章は続きますが、閑話を挟んで、物語は大きく動くと思います。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
>わたくしの浅慮から、連隊長様の経歴に……→師団長では?
>庶民の侍女
この場合、通常であれば長男であっても継承権が低い筈ですが?恐らく第3位。更に弟生まれると下がる。貴族は、横の繋がりが大切で、面子を重んじます。貴族出身で正妻の立場で産んだ子が、庶民出の側室より低い継承権では、実家の面子が立たないので大問題の筈かと。ファンダリアの国法について、何処かにあったのでもここではもう思い返せなので、これが正しいのであれば、ここでの補足が必要だと思います。
>倉庫の備蓄薬品は……移動する→あまり細かすぎるかもですが、この場合は移送の方がいいかと。
序でに、ここでリーナの規則やぶりがばれる。倉庫、繋げましたよね?第一師団から第四師団まで。軍資産の無許可改造で、これも立派な軍紀違反です。決定権は、師団長にありません。各師団の倉庫内ならありますが。ドア付けるでも、アウトですね。最低でも軍主計幕僚の許可が必要。
>薬師殿の「護衛部隊」……護衛部隊!?護衛部隊だとぉ~~~~!
志願!志願、志願、志願~!血書血判にて熱烈申請!!願わくば同志求む!!!
「ある時は<トンスラの聖職者>、ある時は<落ち武者頭の傭兵>、またある時は<スキンヘッドの兵士>、しかしてその実態は……<この頭は(擬態で)剃っているだけだ!断じてハゲではない!>」 MIA
いまだき かんき 様
コメント、ご指摘ありがとうございました。 とても、嬉しいです。
ご指摘の部分はさっそく修正いたしました。 第四四師団の師団長については、ちょっとだけ、加筆しました。 王国と云うより、伯爵家の内紛の様なモノですね。 そして何より、いまだ、王国軍は封建的側面を多々持っておりまして、指揮官が何故か世襲という変な軍隊です。 軍編成は、近代軍並みになっているというのに、指揮官など、高級軍人さん達が何故か世襲という封建的な制度が残っておりまして……
変革期という訳ですね。
備蓄薬品は、” 移送 ” と、しました。 これで、スッキリ! 中の人もなんか、モヤモヤしていた部分で、よい言葉が出なかったのです。 本当に感謝です!!
各備品倉庫は連絡通路は元からあったのですが、扉が付いてまして…… それを撤去しちゃったんですよ…… 無許可改造ですからねぇ…… ダメでしょうねぇ…… 外から見えないようにしたって事で…… 侯爵閣下の追認があったら…… 良いんですけれどねぇ…… 大丈夫かなぁ……
護衛部隊です!! はい!!! とっても重要な部隊です!!!!
楽しみにして置いて下さい!! ある意味、ふさふさな人達です!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
リーナ査定会のメンツよりも作者様の名義変更の方がビックリした件
Kunya 様
事故です。 修正いたしました。 Twitterの表示をしようとしたら、なぜかユーザー名も変わってました!!
ご指摘まことにありがとうございました。 修正いたしました!!
本当にありがとうございます。 コメントを見て、中の人もびっくりでした!!!
龍槍 椀 拝
いつも楽しく拝読させていただいています。
既に他の方が指摘済かも知れませんが、「お話の中身は……」において、
>内務大臣ニトルベイン侯爵閣下
とありますが、「大公閣下」の誤りでは?
承認は不要です。
コッソリと修正しておいて下さい。
hitsuji044 様
ご指摘ありがとうございました。 こっそり、修正いたしました! 本当にありがとうございます!!
こっそり、お礼まで!
龍槍 椀 拝
いやぁ~え………? 何でそんな人が軍人に?? 御家的には仕方が無いとは言え、寧ろ文官向きな人が軍属に成るとか業が深いと言うか何と言うか……、なんか御愁傷と言いたくなりますね…。
まぁ実は御家事情も在り武にも長けていて、偶々性格的に文官向きってだけかもですが……
視察に来るのが王太子と軍務公だけなら問題ないけど、ノリステン公爵やニトルベイン大公、ミストラーベ大公が来るとか頭が痛いんですけど……(ノ_・。)
現状を招いてると言っても過言じゃない一派が来るとか、頭が弛く為ってるとしか思えませんがな…。 目的の大半がリーナだとしてもね?
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ウーノル殿下だけでなく、一度この目で確かめてみたいと仰っていた、ニトルベイン大公と、教会の黒幕さんがいらっしゃいます。 ええ、リーナさんに会いに……
護衛部隊の献身に期待です!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
『髪は長い友達』総帥 QZSSへの報告書
調査対象者『エントワーヌ=オリビス=オフレッサー侯爵』の毛根前線に後退の兆し有り。
ただし、薬師リーナの第四軍参入後に若干の回復の可能性が指摘される事から、現状は様子見で問題無しと推測される。
毛根診断を勧めるか否かは、幹部会議の判断に委ねる。
追伸
今回の件とは別に、侯爵の薬師リーナへの過剰な信頼(或いは依存)が発生する可能性が示唆される。
端的に言うと、『おっさんのデレ』というモノである。
これによって、薬師リーナにストレスによる円形脱毛症が発生する恐れ有り。
周囲に注意を喚起する事を提言する。
他国の影
・・・・・・チャンチャン( ̄∇ ̄)。
春 剋冬 様
コメント……? ありがとうございます。 あちらの方もきっと、楽しんでらっしゃると、そう期待します!!
毛根部隊…… ですよね。 『おっさんデレ』は、きっとありますよ。 ええ、きっとです。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
いつも楽しく拝読させて頂いています。
割り込みで意見具申したのは第四三師団庶務主計長でしたか。
予想が外れてしまいました。(苦笑)
なるほど、第四三師団は現地に展開中で師団長が不在だったのですね。
そのせいで第四三師団庶務主計長が切羽詰まって暴走してしまったと。
とは言え、直接第四四師団に相談に行ったのは明らかな指揮命令系統の逸脱行為ですね。
この場合はまず司令部の主計参謀に相談すべきですし、第四四師団長も第四三師団庶務主計長から相談された時にその旨を「指導」すべきです。
その上で第四三師団庶務主計長が司令部に相談に行く際に第四四師団長も同席して援護射撃し、司令部の了承を得た受けた上でリーナに依頼すれば済んだだけの話です。
何故、第四四師団長は司令部に相談もせずに勝手に動いたのか、ちょっと理解できません。
苦しい状況の司令部に、余計な負担をかけたくなかったからでしょうか?
逆に負担をかける結果になっているのですが、その辺りまで想像が及ばなかったのでしょうか?
今回の第四四師団長の対応は越権行為もさることながら「不適切」と言わざるを得ません。
むしろ越権行為よりもこの不適切な対応をもって、師団長の適正無しと判断され、解任されてもおかしくありません。
なにせ師団長という立場にありながら軍の指揮命令系統を遵守することの重要性を理解していないとも取れる行動をしているのですから。
第四軍の皆が自軍の任務に対して誇りを持ち、軍の機能を維持できるようにしたいという思いは尊いですが、指揮官クラスが真っ先に指揮命令系統を無視してはいけません。
むしろ独断専行を諫めるべき立場なのですから。
あと、リーナちゃん。
余計な発言をせずにすんで良かったよ、ホントに。
懲罰内容が軽くて安心して口出しせずに済んだけど、それ以前の問題で、薬師院からの出向者である部外者が口を挟んで良い場面じゃないという事を、キチンと理解できているのかなぁ。
軍組織に対する知識の有無以前の問題として、リーナちゃんは天然で空気が読めないところがあるからちょっと心配ですね。
王都に来た当初はそこそこ上手く対応していたはずなのに、ここ最近は天然が酷くなっているような、、、
hitsuji044 様
コメントありがとうございます! とても、嬉しいです。
まだまだ近代軍に成り切れていない、ファンダリア王国軍です。 指揮命令系統もさることながら、指揮官が世襲と云うのも、気にはなる所です。 まだ、ファンダリア軍には、職位が規定されていませんね、(将官、佐官、尉官、及び下士官である曹) 封建的な軍制のまま、軍編成のみ近代化したような感じと受け取って貰ば、よいかなと、中の人は思います。
リーナさんが口を出さなくて本当に良かった。 口を出していたら、それこそ、トンデモナイ ”越権行為” でしたから。 (なにせ、軍命令系統に入っていないモノですしね。 所属はあくまでも ”王宮薬師院” ですからね。)
最近の天然具合は…… ほら、ティカ様にあってからですよ♪ 頼れるお姉ちゃんですもの♪
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
う……ん…? 其れって罰に入りますかね…? どうせなら南方の冒険者に混じり南方冒険者独自の訓練を自らとか、南海の守護者ダクレール男爵の海軍に混じって訓練とかにすれば良いのに…
他に在るとすれば………………ブギットさんにブラックジョークを言って逃走しないとか…かな…?
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、とても、嬉しいです。
ある意味、甘々な処分です。 しかし、そうでもしないと、組織が瓦解しそうなので仕方なく……
> ブギットさんにブラックジョークを言って逃走しないとか
顔面握られて、ブチブチブチってやられますよ♪~
コワいです!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
>龍槍先生
感想の承認については全く気にしていませんので、これ以上の謝罪等はご容赦願います。
「薬師錬金術師リーナの日常」の最後の「第四軍、司令部からの…… 呼び出しだったの」の一文から、恐らく次回はオフレッサー候爵からの各師団への説教(笑)と、リーナへの謝罪および感謝、今後の協力依頼と続いていくのだろうと推測はしていたのですが、今ひとつ確信が持てなかったために老婆心から次話での展開に対して口を挟ませて頂きました。
ここで今後の話の展開を間違えると、今まで作品の良さが一気に破綻してしまうと思い、ちょっと私自身も危機感を持ちすぎていたようです。
寧ろ、こちらこそお詫びすべき処です。
申し訳ありませんでした。
先ずは第四四師団長が叱責されましたね。
本当は軍法会議モノの越権行為であり、降格・減俸・場合によっては懲罰房贈りモノですが、現状でそこまでやると、軍が機能しなくなるので懲戒処分だけで済ますのでしょうか。
話に割り込むように意見具申しはじめたのは、空気が読めないと評判の次席戦務幕僚(苦笑)なのでしょうか?
次話以降の展開を期待しつつ、更新をお待ちしています。
hitsuji044 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
この章は、とても、ごちゃごちゃしていて、各人の動きが、まだ、方向性を持っていない時の御名無しです。 そして、状況は危機的になっております。 これ以上通常対応が難しいと云えますね。 非常手段として、色々な事を始めて行くと思います。
準戦闘態勢から、非常事態宣言への道ですからね。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
この場をお借りしまして。
>いまだき かんき 様
フォロー、ありがとうございます。
私も恐らく、いまだき様の仰る通りだと思います。
軍政改革事態は先王陛下主導で行われていましたが、突然の崩御により中途半端に終わった上に、愚王と佞臣と軍事ド素人のミストラーベ大公にジャマされたままでズルズルときたのでしょう。
ただ今回の混乱についてはフルブラント大公の軍務大臣としての責任は重大だと考えています。
少なくともフルブラント大公はウーノル王太子殿下の全郡総監の前に全軍の指揮官を集め、今回の全軍総監と同様の事を行い、自身の改善案を準備しておくべきでしょう。
彼には軍務大臣としてその権限があるはずです。
軍務大臣以下、各軍の長が誰一人として問題の原因が何処にあるのかを把握できていない状況で全軍総監に臨むなど、王太子殿下に対して自身の無能をさらけ出す許されざる行為であり、平和ボケというレベルでは済まないと想います。
まあ、お話しとしてそこまでガチガチに書くと、この作品の雰囲気にそぐわなくなる事も承知しているのですが、やはり抑えるべき所は抑えておかなければ一読者としては「ウーノル殿下、無能に囲まれてマジ可哀相」としか思えないのです。
>龍槍 先生
親馬鹿第一級戦犯のニトルベイン大公やそろばん勘定しかできないミストラーベ大公(それも上手く出来ていない)はどうでもいいですから(笑)、少なくともフルブラント大公にちょっとは救いのある良いシーンなどを閑話ででも入れて頂けないでしょうか。
hitsuji044 様
コメントありがとございます。 とても嬉しいです。
閑話にて、フルブラント大公閣下のお話、絶対に入れます!! あまりに、不憫ですもの!!
頑張って綴ります。 この章は結構なボリュームになる予定ですので、暫し、お待ちを!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
ご指摘ありがとうございます!! 黒龍大公家の怨念ですね。 IMEが ” 勝手に変換 ” しちゃったりします。 早速、修正いたします!!
本当に、ありがとうございました!! 人名を間違えるなど、有り得ないですよね! 本当に申し訳ないです。
龍槍 椀 拝
以前ありました質問ですが。
〈直卒〉ですが、読みは〈ちょくそつ〉で意味は〈本来直接指揮する必要がない上級職が、その権限で中間管理職を置かない直接指揮下に人員を配置する事〉です。
国王直卒とは、国王自らの直接指揮下に置く、と言う事で、国王以外の命令には相手との身分差に関係なく拒否権が有ります。
〈卒〉ですが、〈率〉と元字が一緒で意味もほぼ同じですが、決定的な違いが有り、この場合は〈卒〉が正しい選択です。
違いは、〈ここで最終〉〈ここが頂点〉と言う意味が与えられている事です。
約40年程前に右翼的言葉でとして論争が有り、指定された為に、誤用の〈率〉が使われ、詠みも〈じきそつ〉としている例も多いですね。言論の自由、何処?
いまだき かんき 様
コメント、とても参考になりました。 中の人古い人なので、耳で聞き覚えた言葉をよく使ってしまいます。 そっか…… 言論の自由が、斟酌して、無くなった言い回しなんですね。
はぁ…… だから、古い辞典には載ってたのか……
国王直卒…… 国王陛下が自ら率い、そして、陛下の命令のみを使命とする部隊の人達ですね。 まさに、その通りの部隊です。
とても、参考になりました。
本当にありがとうございます。
感謝です!!
龍槍 椀 拝
軍を思うための『お願い』だったとしても、規律を守る側からすれば『叱らなければ』いけないこと。
『お願い』した側も、『叱る』側も、状況理解しているだけにお互い辛いですねえ。
これでリーナさんが頬杖ついて足を組み、後ろでシャルロットさんがリーナさんの肩を揉んでたら・・・
ルーイン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
是々非々と云う言葉有りますね。 想いは判る、けど、ルール違反はいけません! と云う事です。 リーナさんも、ちょっとビビっている事でしょうね。
>リーナさんが頬杖ついて足を組み、後ろでシャルロットさんがリーナさんの肩を揉んでたら
まさに、極妻!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀
あぁ成る程…ね、あれって軍規的には規律違反に入ってたんですか…。 現状では必要とはいえ軍規は軍規、確りと事前報告をした上で許可を貰い、その後に協力を要請するって形なら大丈夫だったって事ですかね? 軍律の関して知識が無いから解らんけど
でも現状打破を望んで来て貰ってる訳ですし、情状酌量の余地は確実に在るのでは? そうじゃなきゃ薬師として来てる意味は欠片も無いですし
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです! 感謝です!!
真面目で、責任感が強く、粘り強い性格の人が陥る制度的間隙ですね。 そう、越権行為! 皆さん、” 愛 ” に溢れているんです。 前線で困っている人達をどうにかしたかったんですね。 それ故に、上の人達も、困り果てますよ。 実際、上の人達も努力して、なんとか危機的状態を脱しようとしているのですが、打つ手、打つ手が、妨害されているのが現状。
そんな中、女神の様なリーナさん降臨ですから、頼りたくもなりますよね。
さて、どうなる、査問会!
何処を落しどころにする?
中の人、正念場です。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
>各連隊にも、薬師の方が→各大隊の誤りでは?ファンダリア軍の編制は、軍ー師団ー大隊ー中隊で、これだと正規部隊に‹連隊›はないかと……。
>俺の棒給から捻出する
一士官の棒給=月給で、第4軍全体の薬品代が賄える……ファンダリア軍の士官ってどんだけ高給取り?しかも以前にも供出しているとか……下級ですがそれなりの貴族として、ここは‹俺の財産›とか‹俺の個人資金›からとした方がいい気もします。リーナの言葉から、前借の事かな?とも思いましたが。腐っても軍貴族ですから、それはないと思い直しました。日本円でですが、1個分隊分10万円として考えると軍で約1億2千万前後/今回です。
第4軍司令部への呼び出し、王太子が会う為意外だと、悪い予感しかしませんね。
第4軍の医薬品が急速に改善された。商会を調べて圧力かけようとしたが効果なし。先にギルドから高値で買ったが、保存がうまく出来ずかなり無駄に。→第4軍に<こちらにも薬草を回せ><薬師が配属されたと聞き、これほど改善されたならむしろ前戦にこそ派遣しろ>のクレーム→軍直轄の第400へ改編か?
でしたら是非暗号符丁は<イ400>で(イは医療隊の符丁)……なんか軍記物になりつつあるような……恋愛タグ……何処?
いまだき かんき 様
コメント、ご指摘、ありがとうございました!! その通りです、連隊はこの物語には出てきません!! 完全に中の人の間違いでした!! 修正いたします!!
さらに、購入金をどこから捻出するかですね。 そうですね、たった一人の高級指揮官の俸給から、捻出するのは、無理筋でした。 ちょっと変えます。 彼、伯爵様ですから、きっとご領地もあるので、そっちの資金も当てにします。
お呼出しの件ですが、お楽しみに!!
イ400ですか。 なぜか、米軍に接収されそうな部隊名になってますよ?
このお話は、恋愛タグです。 ええ、そう信じております! だって、皆さんの ” 愛 ” が、メインのテーマになっているんです! 中の人は、そう強弁しますよ!! でも、ほんとに、迷子になりそうです。
た、たすけて、リーナ様!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
龍槍先生
いつも楽しく読ませていただいています。
まず、この感想は承認しないで下さい。
ただ、234話の内容は軍だけでなく会社などを含む「組織」に属するものとして、決してあってはならない行為が書かれていますので、その事をご理解願いたく感想欄に投稿させて頂きました。
今回の話で第四三師団庶務主計長が第四四師団長同席の上とはいえ、第四四〇特務隊にポーション類を融通してもらいたいと願い出ていますが、この行為は指揮命令系統を無視した越権・逸脱行為です。
組織を円滑に動かすためには横の連携が必要とは言え、第四三師団庶務主計長がリーナに直接協力を要請する権限はありませんし、第四四師団長も容認してはいけません。
第四三師団庶務主計長がまずやるべきは第四三師団長に相談した上で第四四師団長に話をしてもらう事です。
また費用負担の話も第四三師団長が知らない所で第四四師団長個人に対して借りを作ってしまっている事になっています。
第四三師団の庶務主計長が相談すべきはあくまでも上官である第四三師団長に対してです。
また第四四師団長に協力を要請するのは第四三師団長であるべきです。
そしてリーナに協力を要請するのは第四四師団長であるべきです。
費用の問題はリーナの所に協力を要請するまえに、事前にどうするかを師団長レベルで決めておくべき事です。
リーナの合意を得たら、第四三師団庶務主計長から正式ルートでオフレッサー候爵に合意内容を報告し、オフレッサー候爵から第四四師団長に内々に命令をだしてもらうべきです。
軍の指揮命令系統上で言えば、シャルロット以外の軍人は全員懲罰対象であり、組織に属する人間として決してやってはいけない行為であり、「しようがないから」といった感情論等で動いて良い問題ではないのです。
例えばオフレッサー候爵がリーナを呼び出したその場で、第四三師団長、第四三師団庶務主計長、第四四師団長を厳しく叱責し、その上でオフレッサー候爵自身の言葉でリーナに協力を要請するといったシーンを書いて軌道修正というかフォローすべきかと考えます。
hitsuji044 様
ごめんなさい。 承認してしまいました。 ご指摘の件、とても参考になります。 そして、この件に関しまして、実は本筋に絡めて行きたかった部分なんです。 越権行為は、軍では禁忌なので、その部分をあえてぼやかしておりました。 リーナさん、軍の制度とかルールとかあまり知らない人だったんで、彼女の行動が、人にどれだけ影響を与えているかを綴りたかったのでもあります。
それに、オフレッサー侯爵様がリーナさんを重要視する切っ掛けにもしたかったのです。 最初の出会いが最悪だったものですから。 単にウーノル殿下のお言葉だけでは、納得できないと、思ったのです。
ご指摘、本当にありがたく、また、このご指摘は本当に的を得たご指摘だったため、公開させて頂きたく存じます。
ご希望ではございましたが、有難いご意見として、他の皆様にもご覧いただきたかったのです。
ごめんなさい。 ほんとうに、申し訳ないです。 頂いたコメントは、とても大切なモノです。 有難く、有難く思っております。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
等々呼び出しを喰らったかぁ……ではなく、何らかの作戦に必要だから喚ばれたと考えると自然ですが、どうも“其れだけ”では無いような気がします。 色々とやらかしましたし
出来れば作戦参加の召喚で在れば良いのですけど…
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です!!
さて、お呼出しの件です。 どうなるでしょうか? 次話をお楽しみに!! と云うよりも、オフレッサー侯爵様あたりが、とても頑張りますから。 第四軍の内部状況とか、その辺もリーナさんの日常に関わってきますものね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
前線で戦ってる兵士には悪いですが、これ、リーナがやるべきじゃないのでは? ギャンブル依存症の人に お金を貸すようなものです。
助けがあっては、原因をどうにかしようとはしなくなるものです。一度きりなら、恩を売る意味でも構わないでしょうが…。継続的にというなら、受けちゃいけません。
それでは軍属と同じ、使い潰されるだけ。薬師院所属のままにしてくれた意味がありません。いい大人を甘やかす必要はない。部下の命がかかっているのだから、師団長が死ぬ気でどうにかするべき問題です。
パンパンパンダ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です!!
全くもってその通りですね。 大量の「薬師」さん達が、軍属として、軍の統制下に入って、やるべき事ですものね。 それを、一人でするのは、はい、
>ギャンブル依存症の人に お金を貸すようなものです。
継続的に、組織だって軍に薬品類を供給していた、軍の「薬師」さん達は、無為に北の荒野に散りました。 影響は王都すべてに出ております。 弱体化甚だしいですね。 師団長達も、そして、軍指揮官も、死ぬ気で頑張ってもらいましょう!!
そうでないと、軍自体が崩壊してしまいますものね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
横槍及び紙破り、失礼いたします。
>hitsuji044様 宛
軍編制への疑問ですが、確かに作中に説明がなかったとは思います。ただ、他の方々の感想返しに書かれていた事から勝手に要約すると、次の様になります。
ファンダリア王国の軍は、前国王時代に遠征軍から防衛軍へと編制を変更しています。そのまま現王の時代になりましたが、不幸にして現王は愚王で、戦争も良く知らないのに知っているつもりで妄言を囁く佞臣に誑かされ、上機嫌です。精強な聖堂騎士団の足を軟弱化した国軍が引っ張っているとすら思っている節もあります。その結果、現在の軍は戦時編成への移行について主に国庫の問題を盾に国王から認めてもらえず、常備編成のまま戦場に投入されています。
で、一般に戦場での部隊呼称の変更は、軍編制の変更なくして勝手に行えません。その為、将帥達の頭には始めから存在しないわけです。当然、最初のウーノル殿下の頭にもないわけで、やろうとすれば大規模になるとしか思えないわけです。
今回の提案は、ご指摘の通り常備体制でも可能な変更ですが、当然普段の平時には使われない手法なので、そのまま戦時に投入されてしまえば誰も気が付きません。当事者たちは、『言われてみれば確かに』と思っている事でしょう。
平和が長ければ、軍隊は硬直化します。その結果と考えて頂ければ、有能な将帥達も平和ボケの官僚化して既得権争いばかりに目が行っていた、と納得していただけるのではないでしょうか?
個人の解釈ではあります。作者様の頭越しとなりますことには、深くお詫び申し上げます。
ただ、過去の感想からも根本が共通と思える様な話が幾つかあった気がします。頭から読んでも記述が少ないので、ファンダリア軍の歴史的推移として何処かで簡単な説明を挿入された方が良いかもと考えます。師団数を減らした辺りが、最右翼と思いますが……
いまだき かんき 様
コメントありがとうございます。 とても、とても嬉しいです、感謝です。
やはり、判りにくい部分ですね。 王国の軍編成が、封建的なモノから、ちょっと進化した辺りのお話ですものね。 制度は整えつつあるんだけれど、気分的にはまだまだ未達…… ゆっくりと変更されて、従来のやり方と、すり合わせながら…… 平和な時代にしか出来ない事ですものね。
ご指摘の様に、どこかで、閑話的なにかを入れたいと思います。 何処になるかは、まだ未定です。
がんばって、綴っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
意見具申!
リーナの所属部隊番号、440に変更願います!
第441特務隊ですと第4軍第4師団第1大隊直轄特務隊所属となります。この場合、師団とリーナの間に最低でも大隊長がいる事になります。戦時特例法(国によって呼び名が違いますが)は何処でもありますから、この場合は大隊長の判断でリーナを一時的にですが他の部隊に派遣できます。そしてこの‹一時的›という意味として一定の期間が設定されますが、これも期限延長や即時再派遣等の抜け道が作れるのです。又、もし相手に辻正信や服部卓四朗擬きがいれば、大隊長より自分の位階が高い事を盾に無茶な命令を横紙破りを通すでしょう。要するに、大隊長が命じてしまえば、容易に聖堂騎士団へと所属そのままに貸し出し配属されてしまう事になります。現状までの話の推移や各トップの性格からすれば、こういう見落としはないかと思います。
第440特務隊であれば、第4師団直轄です。大隊符丁が「0」とは、師団直接指揮下にあると言う意味です。つまり、直接の上司は、師団長のみです。特務隊の隊長?そんなもんは、‹兼任›の一声で終わりです。
これでも心配なら、第400特務隊ですね。第4軍直轄、要望は王太子に言ってくれ、の世界です。王太子が隊長はあり得ない、でなれば、オフレッサー侯爵に登場して頂きましょう。宿将を侮った罪、十分購わされる事でしょう。
願います、作者様。願います!
いまだき かんき 様
意見採用!! 第四四〇特務隊に変更しました!!
そうですよね、四四一 だと、四軍、四師団、第一大隊になっちゃいますものね。 それで、〇表示で、第四師団直接指揮下となるんですね。 理解しました!
本当にありがとうがとうございます! とても、とても、嬉しいです!!
第四四〇特務隊…… なんか、かっちょいいですね!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。