その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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最新話が上に来てますよ?
殿下の周囲には傑物は居ても奸計をする者しか居らず、居ても外交等で離れてる事が多く、決して安心できる状況では在りません。 そう考えるとマクシミリアンが配下に加わった事は僥倖とも言えるでしょうな
なんせ彼は宮廷雀どもの傀儡にするには最適な人材でしたし
会談で何れくらいの物が獲られるか、其れが鍵に成りますよね…。 1つはリーナとロマンスティカ嬢が持ってますし…
ホント…御苦労様ですよね……
キリン様
ご指摘、コメント、ありがとうございます。 ありがとうございます!! (大事な事ですから、二回申し上げます)
PCの調子がガガガガガ。 すみません、いい訳です。 修正いたしました! ほんとうに、申し訳なく! ご報告、ありがとうございました!
さて、全軍総監が始まります。 何が起こり、何が始まるのか。 閑話でしかお話出来ない部分ですので、お楽しみください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
前王妃と比べる人は沢山いたんですね。
王も気を使ったつもりが余計にイラつかせる原因に。
ウーノル殿下を支持する人がどんどん増えていきますね。
現王はどんだけダメ王に成り下がっていくのか。
交代するのが早くなりそうですね、現王たちの味方(王たちに忠誠)は残っているのか気になります。
yumeji 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です!
ゴミカス国王陛下の言動に振り廻されている王国上層部ですが、無駄に粘り強い国王様が娶った彼女。 天真爛漫で喜怒哀楽を素直に出す女性。 うわぁぁ…… 絶望的なカップリングです。 現国王様についているのは、まぁ、その…… 自分の欲求に素直な、口の上手い人…… な、感じでしょうか?
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
コメント、ご指摘ありがとうございます!
ご指摘部分、修正いたしました! ありがとうございます!!
良くも悪く素直すぎるんです。 表情を読まれないように笑顔の仮面を被るのが普通なのに、喜怒哀楽を感情のまま表に出してしまうんですよね。 だから、外交には向かないのです。 ポエット奥様が溜息を付きそうですね。
さて、小国の王妃様…… そして、その小国…… 今後の展開…… 有るのでしょうか? こちらも、楽しみにしていてください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
フローラル王妃の無能ぶりと高慢な態度はさすが女狐だと思いました。お菓子の時の話は気になっていたので読めて嬉しいです。阿婆擦れ王妃様は自分の行動を後悔したことはあるのでしょうか気になるところです!リーナの今後が気になります。あの阿婆擦れ王妃は自分の息子が前王妃の姪と婚約する事に納得しているのか疑問がありますがアンネテーナが嫁いびりされないといいなと思います!ベラルーシアもウーノル殿下に好意があり、内心王太子妃の座を狙っていないといいのですが、女心は複雑そうです。リーナの恋愛が早く読みたいですが、まだ13歳なので暫くはお預けになりそうかなと思っています!軍でのリーナの活躍と北の連合国及びマグノリア王国の話が読みたいので更新をお願いします!
かよ様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
王城内のどろどろ…… リーナは見た。 うん、恋愛タグ回収ですね。 (えっ、違う? そ、そうですか?)
今後の展開にご期待ください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
馬鹿女であるww
その一言に尽きますね~。 と言うか其れ以外に言葉が無いってねw
(ですが敢えて付け加えると👇こんな感じに)
王妃としての仕事を録にせず、王族資金(小遣い)からやりくりするのではなく、まるで湯水の様に金を使い贅沢三昧だった女の所業、呆れて物が言えない処か廻って笑いが取れるレベルですなw
と言うかエリザベートさんと比べた奴等、あんまり酷なことするなと言いたいです。 私ら観客なら仕方が無いけど、出演者が其れやっちゃぁ駄目っしょ
程度が低いのは成婚時に解ってた事でしょうし、其れを解っててエリザベートさんを追いやる事に賛同したんですから、今更彼の女傑を引き合いに出す資格は無いんですがね? 流石はピーチクパーチク囀ずるしか能が無い宮廷雀です( ・-・)
さて三軍だけでなく四軍の重役まで味方に付けたリーナさん、何処まで彼女の優しい月光の如き闇が拡がって行くのか楽しみに成ってきました。 この調子で薬草で媚薬を造る塵達の居場所を奪って行きたいですね?😉
キリン 様
コメントありがとうございます。 大変うれしく思います。 感謝です!
馬鹿ですね。 ホントに。 せっかく教育されていたのに、その成果を出す事も無く…… 性格なんでしょうね。 ブロンクス=グラリオン=ニトルベイン大公の末娘を甘やかした結果の出来事。 たぬきの罪は重いのです。
宮廷スズメたちの囀りは、責任の無い人々の囀り。 後出し結果論の塊ですからねぇ……
三軍の人達は、南方でリーナさんの非常識をよく知っているんでしょうね。 王都の王城外苑でまさかの再会ですか? そっちも楽しみです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
5連弾、申し訳なく。
全4部作、地獄に流しましたので、ご確認を願います。
やっぱり長いと、間延びしてテンポが悪くなります。作家の方々が、大変さが身に沁みました。
>生まれ変わっても、其処は
書き直されての全文を読み、より深くされたなぁと感嘆しました。やっぱり書く人は、凄い!
>閑話1 ハンナ=ダクレール 前篇
「……なんか、そんな感じ全然しないだよね」→しないんだよね、では?
提案です。
ここでのセリフ
「『どんな時にでも希望を持て』と、ダクレール男爵家の家訓で御座います」を
断章 祝福と 罰則と 悲しみの現実と のハンナさんの絶叫の前に再度入れられないでしょうか?
か細い蜘蛛の糸を幾つも集めて撚り合わせ、藁にしてでも縋りたいと言う、そんな感じが出る気がするのですが。
ああ、髪は長い友達、が、終わってしまった……
いまだき かんき 様
大変ありがとうございました。 とても、楽しめました。 あれだけの量を混ぜ込んで、よく五連弾ですみましたね。 とても、とても、お疲れさまでした。 ホントに楽しかったです!!
閑話1 のご指摘の部分修正いたしました。
断章 祝福と罰則と悲しみの現実 にて……
ご教授頂いた部分、再考致しまして、文言の修正、ハンナさんの心情を追加をいたしました。 ご確認して頂ければ幸いです。
>か細い蜘蛛の糸を幾つも集めて撚り合わせ、藁にしてでも縋りたい
な感じ。 判ります。 激情と希望の狭間。 ハンナさんの心からのの叫び。 書いていて中の人も涙しました。 ご指摘、ご教授、誠にありがとうございました。
本編も楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
PS ああ、髪は長い友達、が、終わってしまった…… 同意…………
おまけ
「まだお名前を頂いてませんでしたわね。お聞かせ願いますか?」
落ち着きを取り戻した男に、リーナが訪ねる。
「残念ながらお嬢ちゃん、そこな愚か者達のおかげで叶わなくなりましてね。何れ、隊長としてこの者達を従え、お詫びに参じます。その際に改めて、とはいきませんかね」
笑顔で堂々と非常識をのたまう男に、リーナは溜息を一つ吐くと山刀を降ろした。
「失礼ですが、お幾つですか?無責任と言われるかと思いますよ」
「男性に年齢を尋ねるには、あと少しの年齢と滲み出る色気が足りませんな」
リーナの瞳が、蔑みに近く染まる。目を細め、睨みつける。
「貴方……これだから大人って嫌いです」
男は、にやりと笑うと踵を返した。
「お嬢ちゃん。悪いが、俺は大人じゃなくて、‹漢›なんだよ!」
「なっ!」
颯爽と立ち去る男の背を、夕日が赤く染める。
「‹お・と・こ›、ですか。では、これが‹粋›というものなのでしょうか」
リーナの顔が、うっすらと赤く染まる。
「いいでしょう。受けて立ちます。名乗られる日を、お待ちしておりますすわ」
後で、2人の従者が小声で会話している。
『あれは駄目だ。根っからの誑しだぞ』 『知っているのか?』
『昔、彼奴の上が寝床だった事がある。最中に尻尾で撫でられるのが大好きだった』
『なんだ捨てられたのか……だが、聞くんじゃなかった。それは……ただの変態だろ?』
『お前にだけは!言われたくないと思うぞ、きっと!』
一気に険悪化し睨み合う2人。
(違います、リーナ、間違っています。父親があれだったからって、何て不憫な……)
「お茶請けは……パインサラダにしましょう」
(リーナ……恐ろしい娘)
恋愛フラグ、建ててみました。
いまだき かんき様
もう!! なんで、コメント欄の方が恋愛タグを拾っているのでしょうか? 本編では、欠片くらいしかないのに!! 漢臭い人が出てくるだけで、甘さが皆無な本編…… これ…… 凄くいい。 匂い立つ、〈粋な漢〉の後姿。 リーナさんをお嬢ちゃん扱いにする人。 いい、凄くいい!!
思わず、ワードパットに保存しちゃいました!!
本編も楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
「お嬢ちゃん、これは幾らなんでも、やり過ぎってもんじゃないか?」
男の言葉に、リーナがハッとなり山刀を向ける。戦闘中、気配を完全に見失っていた。
「安心を。最上級のポージョンがあります。この程度、たいした事はありませんわ」
慌ててポーチから薬瓶を取り出し、倒れる男女にかけ、或いは飲ませて行く従者2人。あちこちから白い煙が上がり、薄いきらめきがその1つ1つを包む。爛れた火傷の後が、引き裂かれた裂傷が、止まりかけた息が、回復されて行く。奇跡とも言うべき光景。
「おおっ、おおおおおおっ!」
男の感極まる絶叫が、静かさを取り戻した演習場に広がって行く。
「あら?」「うっ……うわああああああぁぁぁぁ~、なんてこったぁ、かみよぉっ」
リーナがその光景にちょこんと首を傾げる。感極まる絶叫は既に悲鳴へと転じ、顔を手で覆った男が恐怖に頭を抱え、その髪を握り締めた。
以降、第4軍では定期的な特別訓練が恒例行事として組み込まれる。一か月に及ぶ自活野営に始まる厳しい訓練は‹リーナキャンプ›と呼ばれ、中でも、涙枯れ果て、汗と血と手足が飛び散り、爆炎と絶叫が音楽を奏でる模擬戦は、‹火の7日間›として他の軍からも畏怖の目で見られる光景となった。それは、見学に訪れた南部辺境の海兵隊をして言わしめた一言にも集約される。‹いや~、俺達でもここまではしないよ。王都は凄い!›
第4軍の先頭に、必ず存在する12名の精鋭あり。潜入破壊工作、浸透突破、敵将暗殺。彼等の装備と容貌、部隊名は、栄光と共に代々受け継がれる。背に髑髏刺繍の黒装束で身を包み、暗緑色のドーランに顔を染め、磨きこまれ黒光りするスキンヘッドで統一されたその分隊の名は ‹スカルプ›小隊所属‹ハーゲンダーズ›分隊
「あんな副作用が出るなんて。直前で劣化した素材でもあったのかなぁ。自業自得を差し引いても、悪いことしちゃったわ。最上級ポーションだったのに。まさか全身とはね」
訝しみ、錬成魔法陣をつぶさに再確認するリーナの後で、2人の従者が首を横に振る。
((あれはポーション違う!絶対失敗作‹エリクサー›))
怒りに最期の一撃を掛けたシュトカーナも、思わず同意していた。
(リーナ、恐ろしい子)
いまだき かんき 様
第三弾 着弾を確認!
‹スカルプ›小隊所属‹ハーゲンダーズ›分隊!!!!
あっちの部隊とのガチンコ対決がありそうですねぇ~
「ポッと出がでしゃばるな!」
「何? 俺たちは、リーナ様に直接鍛えられたんだぜ? なんなら、あいてしてやんよ?」
「ふっ、我らはそのリーナ様と互角に戦えるのだぞ? 死ぬぞ?」
「ぬかせ、死を超越したんだ、俺たちは。 いや、何度死を超えたか。 もはや、死など恐れるに足らんのよ」
「あの方は、死を恐れられるぞ? まだまだだな…… 相手にもならん」
「お前らが云うか? フッ、掛かって来るならいつでも構わん」
「いずれな……」
なんてことを妄想しちゃいました!! 楽しかったです!!
龍槍 椀 拝
「謝罪を求めます……もしする気がないのならば……腰のナマクラを抜きなさいっ」
「勝手についてきて、何て言い草だ。ライ…!」「生憎だが!私は未だに貴官を13番目の隊長とは認めてない。薬師だ錬金術だって、敵兵の足止められなきゃさ」
腰の剣が抜き放たれると、部下たちも次々と抜刀する。その動きには淀みがない。
「そう、それがお答えですか。なれば是非もなし、辺境の薬師錬金術師リーナ、推参。」
リーナが腰の山刀を抜き、真直ぐ上段へと構える。横に向けられた刀身に魔力が流され、銀色に薄く輝きだすと、ゆっくりと円を描きながら降ろされて行く。魔力の残滓が剣先から薄い一筋の銀光を遺す幻想の輝きに、一瞬、誰もが魅入られた。やがてそれは真円を描いて上段へと戻って来る。閃きが掠めるも、遅すぎた。
爆炎の轟音が言葉を遮り、5人の男女を炎の壁へと包み込む。一瞬の呼吸が、喉を、肺を、身体と共に焼き、声を出す事すら叶わず倒れる。刹那の自失、我に返り、動き出す。が。
「カクリコ……」「遊びでやってるんじゃないんだよ」
瞬き1つもない僅かな狭間、リーナの無邪気な笑顔が金髪の男の前に。
「危ない、ジェリ……ドふっ」「貴様よくもマウ……アぐあ」
男の危機に横にいた女が飛び込むも、鋼剣は手首ごと地へ落とされ、白い喉笛に山刀の峰が叩き込まれる。怨嗟の雄叫びと共に放たれる突きは断ち斬られ、宙を舞う剣先が地に墜ちる。男の額にも山刀の峰が深々とめり込んでいた。
「かみーゆ……いの……弟子……がぁ……」「まだ言いますかっ。雑魚は消えなさい!」
その僅かな隙をついてリーナの背後に肉薄する3人。中腰で走る先頭の男の背を蹴り男が左斜め上へ跳躍、最期の男は右へ飛び出す。気が付けば異方向から3本の剣がリーナへと同時に迫り……そのまま水の壁へと呑まれて行った。
「こういう時に……数を減らす」「ピヒャ~~!!」
山刀を奔る電撃を受け、副官が奇声と共に全身から白い煙を上げた。最後の刻が、迫る。
「天空厨心剣~っ、唐竹割ぃ~!」「この娘はただ者じゃないっ、シェーンコ……ぷぐわぁー」
断ち折られる剣、迫る刃を紙一重で交わした直後、顎下から強烈な一撃が見舞われる。骨が砕け、飛び散る歯が口腔をずたずたに引き裂く。少女の左腕から伸びる一本の杖。
―なんだこの力は?私が……直撃を受けている……-
シュトカーナが放つ追い打ちの魔撃連射に、沈んだ。
いまだき かんき 様
続いて 第二弾。 混ぜますなぁ~ 大爆笑中です
龍槍 椀 拝
演習場を後にしようとした時、突然軍装の一団が立ちはだかった。
「御前を失礼。我が軍の鍛錬が稚戯に等しいと言われたその真意を伺いに参上した」
先頭にいる男が、慇懃に頭を下げた。後方で扇状に広がりつつある一団、その数12人。
「薬師錬金術師リーナです。初めてお目に懸るかと存じます。お名前を伺っても?」
後で殺気立つ2人を手で制すると、男は破顔した様に笑い、膝を軽く折り目線を下げた。
「こりゃ失礼を。俺は第4師団直轄強襲索敵連隊≪薔薇の騎……」「挨拶もいいが、後の素人連中は邪魔だぞ。先に下げろ。」
シルフィーが話を遮り、敵意を隠さないその無礼を非難する。扇状の要に位置する赤い髪の女性が、直ぐにその言葉に反応した。
「無礼?それが何かも知らぬ獣人如きが!付き人気取りか?侮るのなら良く聞くがよい。我等こそ精鋭なる独立第400連隊‹ファフナー›大隊所属第111分隊‹ティターン…」
「バカめ」
ラムソンさんが声高に、斬り捨てる。問われてもいないのに勝手に割り込むのだから、言いたい事はわかる。でも更に逆鱗に触れたのか、右翼で額の広い男が、怒声で問う。
「貴様ぁっ、今と言ったぁっ!?」「バカめだ。バカめと、言っている」
互いの後衛が、一気に殺気立った。既に剣に手を添えている者までいる。一触即発……
「2人共いい加減にしなさい。失礼にも程があります」
リーナはそう強く言い捨てると、男に対し頭を下げる。
「2人の従者が大変失礼な対応を致しました。謝罪を」
「ここはお互い様という事で。しかしながら、早いとこ終えた方が良さそうですな。改めて聞くが、辺境がそれ程までに緊迫しているとは聞いた事がない。どうなのかねぇ」
「私はただ、辺境での現状をお伝えしたのみ。何かのお聞き違いではありませんか?」
「ほお、現状ねぇ。ところで腰のナイフ、見覚えがあるのだが、見せて頂いても?」
男が目聡くクリスナイフに気が付く。瞳には、何か懐かしげな色が浮かんでいる。
「師とも言うべき方からの授かりものです。ルーケル様をご存じなのですか?」
しかし、応じたのは、後衛にいる金髪の若い男だった。
「ルーケル?南で弱小海賊相手に英雄と奉られ、膝をやられた位で引退した警備隊長、様、だろ?師かよ。大方、そのナイフで少女の髪結いでもやっていたんだろうさ、え?」
リーナの顔色が変わり、男が軽く舌打ちをする。
いまだき かんき様
中の人の要望に応えて頂き、誠にありがとうございます。 第一弾ですね。 楽しみです!!
龍槍 椀 拝
コメント返信が大変そうだったので、少し控えていました^^;
まずオフレッサー様・・・
某小説のイメージもあって、大丈夫かなと思うところもありましたw
とはいうものの・・・あちらでも帝国貴族陣営として見るならば、忠臣であり有能な戦士&陸戦指揮官ではあったのですよねー
どちらかと言えば安心できる方向のようなので、リーナさんとしては良かったかなーと思ってます^^
四軍全体としても、問題児の集まりと言われているようですが、それは今の問題のある組織にあっての問題児のような感じで、まともに機能している軍であれば有能な方も多い様子。
某小説でいうところのヤ○艦隊に近いのでしょうかw
資金についても殿下から融通されるようですし、悪くない感じかなー??
以前にお忍びで倉庫へ一人で来た時の会話からすると、ティカ様もどこかでやって来そうだしw
あれ・・・精鋭になる予感しかしないですよー!?
藤花 様
コメントありがとうございます。 お気遣い頂いて、申し訳ございません。
リアルのお仕事がガガガガガガ…… コメント返しする時間がガガガガガ……
(ちょっと追い詰められていました事、ココに告白いたします…… お気遣い本当のありがとうございます)
オフレッサー侯爵の名は…… 考えたんですよ。 あのお話の中では、結構辛辣に描かれていた方ですが、味方を変えると、門閥貴族忠誠心を持ち、個人戦技だけでなく、軍集団を纏め上げる力を持ち、優秀と云える副官、部下からも一定の尊敬を受けている人ですものね。 一部跳ね返りには嫌われ、寝返られているという現実はありますが、あくまでそれは一部の事。
十分に有能さんだと云えます。 血と汗にまみれる、上級指揮官。 どこかの軍では有り得ませんもの。 第四軍で王国の宿将と云う事で、名前には気を使いました。 (それで、コレか? そんな声が聞こえますねぇ~)
第四軍、第四師団は、問題のある ” 組織 ” では、有りません。 問題のある ” 人 ” 集められたにすぎません。 潔癖、コミュ障、脳筋馬鹿、目的の為に手段を問わない人、鬼畜な作戦案を何事も無いように口にする人…… 組織運営をする上で、トラブりそうな、そして、現にトラブルを起こしちゃった人達が集められている。 そんな感じですね。
精鋭とは程遠い状態ですが、そこに劇薬が投入されます。 薬師リーナと云う劇薬です。 ” 普通の軍人 ”さん達では…… 第四軍第四師団 の変化が楽しみです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
危なかった!
一気に読んでしまいました。
寝不足気味です。
とても面白い。
続き楽しみにしています。
おこぜ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
一気読みとは! 200話越えですよ? 寝不足大丈夫ですか? 楽しんでもらえるのはとても嬉しいのですが、ご自愛ください。 続きも頑張って綴っていきますね!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
オフレッサー閣下、ここに謝罪を。
石器時代の脳筋とお呼びした事に深くお詫び申し挙げます。
壊滅的であった第4軍をここまで維持されたていたとは、感服いたしました。
貴方様のまさに正しき軍人としての矜持、確かに見させて頂きました。誇り正しき貴族のあり様とは、正にこれであると言う信念に、深く同意いたします。
此度は、優れたる王太子の元、東および王都の守護者として、可能であれば腐敗教会をも撲滅し、最期は名誉ある戦死を遂げ英雄として戦史に名を遺して下さると信じています。
MIA
いまだき かんき 様
コメント、大変ありがとうございます。 本当に感謝です。
キャラ表弄っているうちに、とっても素敵なおじ様化してしまった、オフレッサー閣下。 もう、この人を主人公に一本書けそうな勢いのキャラ表に…… 眠れる獅子なんて、二つ名考えちゃったり……
ただ、名付けに失敗したような……
宿将なら……メルカツェ侯爵閣下か、ビコック侯爵閣下か…… う~ん、ここで、オフレッサー様だもの…… 一軍の将だから、力強さを前面に押し出したお名前が欲しかったのが…… 原因なんでしょうか? 中の人…… とても、悩んでおります。
物語のプロット上、やっぱり、オフレッサー様がいいような……
楽しみにして置いて下さい。 彼にはとても重要な「役割」がありますから!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
四軍の総括を委されてる身の上で現在の状況じゃぁ、確かに初登場時の高圧な対応は仕方がないと言えますかね?
ですが相手の実力を測れない位の焦燥感に駆られてたとは言え、リーナに対して小娘扱い(小物扱いの方が適切?)した事実は消えません。 リーナの頑張り次第ですが、そのうち彼女に謝罪して貰わんと行けませんな!
まぁ個人的な事は置いといて
今回の会談、近い内にとんでもない成果を愚王と腰巾着、其れと腰の軽い雌狐に見せ付けそうですね? こう言う謀が好きなんでジャンジャンして貰いましょう!!( ̄ー+ ̄)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです! 感謝です!
ファンダリア王国内に明確な対立軸が生まれてますねぇ…… 暗闘の開始のゴングが鳴った様な気がします。 最大戦力は…… 勿論リーナさんですね。 楽しみです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
ファンタジー系小説の場合、体力の回復は専らポーションに頼りがちです。
でも、現実は栄養の有る食事と適度な睡眠が一番です。
そして料理に使われる調味料、特にハーブ類は薬草としての効果もあります。
つまり、何が言いたいのかと言いますと・・・・・・。
体力回復効果を持たせた調味料を開発すれば、日々の食事がポーションの代用品として活用できるという事になるのです!!
しかもこれ、ポーションみたいに錬成しなくても作れるはずなので、かなり安上がりな商品として販売できると思います。
売れると思うんですが・・・・・・どうでしょうか?σ(^◇^;)
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です!
調味料!! 新たな視点!! そうか、医食同源ですものね。 そういうのも有りですよね。
中の人、常々思っていたんですよ、あまりにもポーションが万能だなぁって。 RPGでも、有名どころなら、まず間違いなく出てきますものね。 そして、リスクなし! おかしいなぁ…… 良く効く薬でも、多用すると耐性が出来て、効かなくなってしまうのに。
死にそうな人が、ポーション一本で、前回復ですよ? 絶対に体に悪いはずですよね。
医食同源…… 言い言葉です。
何かしら、使いたいアイデアですね。 頑張ってみます!!
ありがとうございます!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ファイトだリーナ!
世界中が敵でもおばちゃんはリーナの味方だ!
くまきち 様
エールがとても嬉しいです!
頑張れ負けるな、我らが姫様! リーナさんファイトだぁぁ!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
リーナは思い詰めると深くに思考が嵌まる癖が在りますけど、そんなん周囲の人達が許す筈なんぞ無いんですがね~。 其れが解らない位に闇が深く、光が霞んでるから仕方が無いのですが、流石に彼女の知人や師匠陣を見くびりすぎですな
と言うか闇深き光を抱きつつも光の側に立ち、王国の塵を浄化しようと奮闘してるロマンスティカ嬢を忘れてません? いくら深い闇を見せ付けられ恐怖に駈られてるとは言え、自身の半身とも言える彼女を忘れちゃイカンでしょ😞💨
取り敢えずリーナさん、思う存分お叱りを貰っておきなさいね? 別の恐怖を抱くかもですけどw
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 感謝です!!
この章の最後は思いつめた内容となりました。 リーナさん、突進系なんで、周りが見えなくなるんですよ。 頼るべき相手に、頼らず、自分でどうにかしようと頑張っちゃうタイプなんです。
思いつめるのは、いつもの事ですから、周りがブレーキを掛けてやらないと、暴走機関車になるんですよ。
きっと、ティカ様なら! 全く血がつながらないんだけど、義姉に当たるんですものね。
恐怖のお説教タイムが、きっとくる~ やって来る~
でしょうね!
楽しみにお待ちくださいませ!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
追記
第3作目が降りてきましたが、現状、1千字制限を嘲笑うかの如き2600余字……どうやって圧縮しても前後編!?……
しかも後出しできない旬が今と言う鮮度抜群の状況、でも混ざってるネタはリバイバルあるけど結構古い!なれど、主役はリーナ!登場人物の整理、セリフの圧縮、名前ネタの削除、やるだけやったが……
仮面を被って、一言……む~り無理無理無理無理無理ぃ~~
この話、地獄へ流します……?
いまだき かんき 様
コメントというより、予告でしょうか? 前後編? それとも、圧縮無しで、全中後編?
とても、楽しみです。 地獄の門の前で、お待ちしております!!
龍槍 椀 拝
ミリマニが続くと言う奇跡に、再登場。
バルジ戦でのオットー=スコルツィーニによる浸透攪乱作においての喜劇を2つ
検問を通過しようとする米軍の砲兵中隊
憲兵「貴様、何処の部隊だ!」
砲兵「第XX師団 G中隊」
憲兵「ドイツ兵だ!捕まえろ!」
作戦前に前線砲兵部隊の編成が変り、3個大隊から2個大隊に。
9個中隊(A~I)まであったのが6個中隊(A~F)へ縮小していたのに、ドイツ側は気が付いていなかった。
検問を通過しようとするジープ、高級将校が乗っている
憲兵「スパイが潜入しています。申し訳ありませんが、米兵なら答えられる質問ですのお答え下さい」
将軍「お前莫迦か?この俺の顔と階級章を見て解らんお前がスパイだろ!」
憲兵「XXXXXX州の州都は何処ですか」
将軍「そんな田舎の都市など知るかボケェ、緊急時に何戯言言ってる!」
憲兵「残念ですが、答えられないなら拘束します。おい。逮捕しろ」
憲兵は、自分の出身州の州都くらいアメリカ人なら誰でも知っていて当然と思っています。捕まった人物は、軍最高司令官のブラッドレー将軍でした。日本で言えば、日本国民全員が群馬県の県庁所在地を知っていて当然……無茶ぶりですね。
因みに答えは‹前橋市›なのですが……‹高崎市›や‹群馬市ーこの名前の市は実在しない›という回答もあるそうです。
このネタ、何処かで使えないでしょうか?例えば、
教会騎士団「怪しい奴、友軍なら我が騎士団第4中隊がお守りする方の名を知っている筈だ、答えろ!」
怪しい人物「そんな身内話、誰が知ると言うのだ。貴様は阿呆か!」
教会騎士団「神敵の癖に何ふざけた事を。捕まえろ!拷問にかける!」
捕まったのは、前線視察に護衛6人で訪れていたフルブランド大公。護衛と影守の奮戦で何とか窮地を脱出、その後……
(増援に来た第4軍の先頭にいて突出していたオフレッサー侯爵でもいいのですが。)
とか。
横槍失礼します。同性愛薬、知っている開発国は、旧大日本帝国陸海軍・旧ドイツ陸軍・旧ソ連軍の3つ。何れも敵根拠地に使用し、愛欲に溺れ果て疲れたところを夜襲乃至早朝攻撃での殲滅を狙ったものでした。何れも‹敵兵ー主に米兵ーには同性愛者が多い›という前提で開発されていたそうですが失敗続きで。何れも使用経費が艦隊1個分を越えたので中止になったとか……
いまだき かんき 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ミリマニが続く奇跡ですねぇ~ 中の人、とても、そちら方面が耳年増でして。 陸自さんの歩哨の方もやらかしたようですよ? 伍長クラスの人が、大隊長さんを地べたに寝転がして、ボディーチェック。 状況中だったから、おとがめなし。 流石陸自さんだなと、思って読んでました。
まさか、そんなに度々起こっている事だなんて!!
う~ん、反映しようかしら?
同性愛薬…… 深い…… そして、一個艦隊の予算…… 油を買え! 日本軍! 長門を動かしてくれ! 油不足で出撃不可なんて、そんな悲しい!! 戦場でのたうった将兵は、貴方の40cm砲がどれ程欲しかったか!!
なんて事、考えている中の人も、立派なミリマニでしょうか? そっちの需要も有るのかなぁ……
はっ! これ、恋愛タグだった!! ま、マズイです。 本当にマズイです!!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
221話まで拝見しました。
商談が無事まとまりましたけど、やはりリーナさんやらかしてますね~(転移魔方陣)。一度ティカ嬢に高位魔術師のレベルの現状を教えてもらった方が良いのではと思ってしまいました(能力を隠すことはもはや手遅れ-目端の利く者はすでに目を付けているでしょうからーな気もしますが)。グランクラブ商会にも新たな商機ですが、父娘の会話に「甘さ」だけではない愛情も垣間見えて、やる気を見せるフルーリー嬢が末頼もしく感じます。ドゴール女男爵達ともどうやら良い関係を築けそうですが、221話でまた葛藤が見えるのが気がかりですね。
そろそろ次回当たりに閑話が来そうに思えますが、誰の話が来るか気になります。ちょっと考えたのですが第四軍の一兵士が第三軍(南方方面)にいる知り合いに「薬師リーナ」の話を聞こうとするのはいかがでしょう?第三軍なら彼女に世話になった方も少なくないだろうから、色々「武勇伝(=やらかし)」のエピソードを披露して、聞いた第四軍の連中をドン引きさせたら面白いなと思います。
アコナ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
無事? 商談纏まりました! イグバール様も張り切っているでしょうね!
閑話のアイデア、とても面白そうですね。 頑張って綴っていきたいと思います。
二話ほど考えていたので、先にそちらをどうぞ! 頂いたアイデアですが、それに引っ掛かる物が有るのですよ。 うん、綴りたいなぁ!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
「こんな事もあろうかと・・・・・・ネ( ^_^)」
前もって、薬草を確保していたイグバール氏であった。・・・・・・じゃなかった?
まぁ、それはともかく、今回のリーナのボケに対する周囲の反応は、異世界ことわざ(?_?)で言えば、
『蜥蜴に竜が見る景色は悟れず』(=燕雀安〈いずく〉んぞ鴻鵠の志を知らんや、をアレンジした物と思って下さい)
といった感じでしょうかσ(^◇^;)。ある意味馬鹿よりタチが悪い・・・ってのは言い過ぎかなぁ( ̄。 ̄;)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
真田さん出番です! 薬草の確保は多分、おばば様の所から分捕って来るのでは? あそこは薬屋さんですし、一杯貯め込んでいるようでしょうしね?
タチの悪さでは、中の人の作中人物の中では、トップクラスです。 常識が機能していません。 彼女一人が別世界に生きているようなものです。 周回による知識チートはおりますけれど、そっちとは、違うトンデモお嬢様ですからねぇ……
私tueeee! (無意識)
うん、とってもタチが悪いですね!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
拝啓
リーナ様
貴方様の様々な色合いの青楽しみにしております。
おそらく、万葉の世に語られた青色の変化のような心の機敏を、心揺すられなからストーカーしております。
此処寝
草々
前略 此処寝 様
お手紙リーナ嬉しく思います。
心に移り行くよしなし事は、時、様々に映り行く、空の蒼さと同様に、移ろい揺れるモノに御座います。 わたくしの行く先が、光あふれる天空の蒼さで有ればよいなと、心から望んでおります。 わたくしの進む道行を、御一緒に歩める幸せに、感謝申し上げます。
草々
リーナ
(エスカリーナ=デ=ドワイアル)
相も変わらず英断を即決する御方ですねぇ…。 彼方の師匠陣が凄いって事が再確認出来ましたわ…
でも此の英断を即決してくれたお陰で、中央に行けば行くほどに力が弱まってる事を再認識出来ましたし、此の後の件について力を入れやすく成りましたね? 今更な事では在りますが、再認識した事で出来る事も在りますし
さてグランクラブ準男爵を納得させるだけの物を用意できただけでなく、グランクラブ準男爵との繋がりが強固になり、リーナの思い描く未来を描きやすく成りましたが、一人だけ忘れちゃ行けない人物が居ました。
入り口で通せんぼしてくれた男ですが、奴が原因で不足の事態が起こらないかと心配になってしまいます。
何時もの考えすぎで在れば良いのですが…
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
リーナさんのお師匠さん方、リーナさんが頼ってくれるのを、首を長くして待ってました。 一人じゃないんだよって、ずっと言い続けていたのに、王都に行って、たまにお手紙出すくらいなんですものねぇ……りーなさんってば。
入口とうせんぼ男は、現在、とっても厳しい ” お話合い ” を、フルーリー嬢、及び、準男爵閣下とされていますね。 ええ、確実に。 首を掛けて、必死に情状酌量を願っているのかも? ウフフフ、たっぷりと汗をかいてもらいます。
きっと、また出ますよ、この人。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
バグってるリーナさんによる規格外魔法の公開、周囲の方々はどんな顔をしてるんでしょうかね? 大口開けて唖然としてたら最高ですがww
さて此れで何とか成りそうですが、小汚ない屑は小汚なく抗う可能性も捨てきれません。其処を回避しないとキツいかな?
キリン 様
コメント有難うございます!! とても、嬉しいです。
みさなん、ポカ~~ン 状態でしょうね。 規格外魔法の行使を常識とするおばば様に育てられたリーナさん。 あかん感じのチーターです。 だって、それが”常識”だと、思い込んでいるのですからねぇ……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
こんばんは。ますます心躍る展開で、更新を楽しみにしています。
217話 王通り→大通り? 薬師リーナとお会いになれるでしたら→なれるのでしたら
218話申し送れました→申し遅れました いかなグランクラブ商会と云えどもなかなには→なかなかには
ではないかとおもいました。
sai 様
コメントありがとう御座います。 とても嬉しです。
217話の ” 王道り ” は、通りの名称ですので、このままとさせて頂きます。
他のご指摘部分は、修正いたしました。 本当にありがとうございます。
とても、とても、感謝です!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
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