境界の灰色
つまり私の罪はなんなのだろうか。
私はふとそんな事を考えていた。
世紀の大悪党でも英雄でも、高名な学者でも周りから一目置かれる愚か者でも、有名人でもなければ一般人でもない。
そんな人間は空っぽなのであろうか。
私はそうは思わない、この話ではつたなくもそんな存在に似つかない狂気を、あるいはそんな存在ゆえに抱く狂気を描いたつもりだ。
どんな人にだって抱きうる、そんな狂気を
私はふとそんな事を考えていた。
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