子を身ごもった途端、夫は「義務は果たした」と愛人と逃げました――戻ってきても、あなたの席はありません
モンフォール侯爵令嬢アメリが、結婚して二か月余りの夫アドリアンに妊娠を告げた日。
彼は「これで義務は果たした」と言い残し、愛人とともに南へ逃げた。
残されたアメリに、義母は告げる。
腹の子はヴァルクール公爵家のもの。夫がいなくても、嫁として役目を果たせ――と。
さらに義母は、アドリアンと驚くほどよく似た腹違いの弟リュシアンへ、兄に代わってアメリを支えるよう命じた。
自分のことなら、何を言われても耐えてきた。
けれど、生まれてくる子まで公爵家の都合で扱われることだけは、どうしても許せない。
「嫌です。この子は渡しません」
初めて声を上げたアメリに、ただ一人手を差し伸べたのは、冷たいと思っていたリュシアンだった。
ところが二日後。
逃げたはずのアドリアンが、愛人を連れて帰ってくる。
妻は自分を待ち続ける。
弟は自分に従う。
母はいつでも自分の立場を守ってくれる。
そう信じて疑わないアドリアンは、妻が弟と笑う姿を見た途端、身勝手な嫉妬をむき出しにする。
けれど、彼が捨てた妻は、もう以前のように黙ってはいなかった。
全九話。妻を捨てた夫と、その愛人、嫁も孫も思いどおりになると思っている義母が、自分たちの傲慢さで次々と墓穴を掘っていく昼ドラ型ざまあです。
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自分のことなら、何を言われても耐えてきた。
けれど、生まれてくる子まで公爵家の都合で扱われることだけは、どうしても許せない。
「嫌です。この子は渡しません」
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ところが二日後。
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妻は自分を待ち続ける。
弟は自分に従う。
母はいつでも自分の立場を守ってくれる。
そう信じて疑わないアドリアンは、妻が弟と笑う姿を見た途端、身勝手な嫉妬をむき出しにする。
けれど、彼が捨てた妻は、もう以前のように黙ってはいなかった。
全九話。妻を捨てた夫と、その愛人、嫁も孫も思いどおりになると思っている義母が、自分たちの傲慢さで次々と墓穴を掘っていく昼ドラ型ざまあです。
4件
おもしろかったです!
公爵家の話とは思えないほど、うるさい家ですねえ。使用人たちね呆れ返ってるんだろうな。
家の財産の宝石を勝手に愛人にあげるってことは、本人お金持ってなかったんだろうな。個人資産なしの「次期当主」かあ。
お父様さぞヤキモキしただろうなあ。お父様視点のエピソードが欲しいな。贅沢ですが。
アメリが侯爵令嬢っぽくなく、快活で可愛らしくて好感持てました。男の子、二人で大事に育てそうだけど、なんか例の人たちが、「俺の息子だ」とか将来乗り込んできそうだな。気を付けて!
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一気に読んできました。
小気味いいというか、テンポも良いんですが、主人公の2人が自然体なのに最強で安心感があって(3バカトリオもいるし)すすっと読めました。
あと、コレット、バカ夫と馬鹿義理母は公爵家だけど、あんた何威張ってんの??とツッコミ入れたかったです。
楽しく読ませていただきました。
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