男娼館ハルピュイアの若き主人は、大陸最強の女魔道士
地球で高校生だった江藤瑠璃は、異世界であるベルリ大陸へ転移する。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
そんなルリエルが営んでいるのが、男娼館「ハルピュイア」である。
女性の地位がおしなべて低いベルリ大陸において、女性を癒し、励ますために作ったこの男娼館は、勤めている男子が六人と少ないものの、その良質なサービスで大人気となった。
ルリエルにはもう一つの顔があり、それは夜な夜な出没する近隣のならず者を魔法で排除する、治安安定化と個人的な趣味を兼ねた義賊のようなものだった。
特に、なにかしらの悩みを抱えていることが多いハルピュイアのお客の女性には、肩入れしてしまうのが常である。
ルリエルを信頼する六人の男子は、それを知った上で毎日の女性奉仕に精を出している。
元北国の騎士団長、キーランド。
元素手格闘(パンクラティオン)の王者だった、筋骨たくましいダンテ。
草花に詳しく、内気ながら人好きのするトリスタン。
美少女と見まがうばかりの金髪の美形、カルス、などなど。
彼らと共に目の前の女性たちのために尽くそうとするルリエルだったが、彼女の持つ力ゆえに、時には大陸の人類全体の敵である「六つの悪魔」を相手取ることもある。
大陸人類最強クラスの者に与えられる称号である「七つの封印」の一人であるルリエルは、今日も彼女なりに、精一杯生きている。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
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