推しの幼なじみになったら、いつの間にか巻き込まれていた

 3歳の時、幼稚園で机に頭をぶつけて前世の記憶を思い出した私は、それと同時に幼なじみの心配そうな顔を見て、幼なじみは攻略対象者(しかも前世の推し)でここが乙女ゲームの世界(私はモブだ)だということに気づく。

 そして、私の幼なじみ(推し)と乙女ゲームで幼なじみ設定だったこれまた推し(サブキャラ)と出会う。彼らは腐女子にはたまらない二人で、もう二人がくっつけばいいんじゃないかな!?と思うような二人だった。かく言う私も腐女子じゃないけどそう思った。

 乙女ゲームに巻き込まれたくない。私はひっそりと傍観していたいんだ!

 しかし、容赦なく私を乙女ゲームに巻き込もうとする幼なじみの推し達。

 「え?なんで私に構おうとするかな!?頼むからヒロインとイチャイチャして!それか、腐女子サービスで二人でイチャイチャしてよ!だから、私に構わないでくださいー!」

 これは、そんな私と私の推し達の物語である。

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小説家になろう様、ノベリズム様にも同作品名で投稿しています。

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