王子に婚約破棄を申し出た仮面令嬢は彼の愛に絡め取られる
ここは100年おきに聖女が落とされる国、フルール。この国では落とされた聖女とこの国と深く縁づく者と婚約することが決められていた。
その慣習を元にした王太子と聖女の婚約までの仮の婚約者としてリリー・ブランシュは立てられる。
とあるきっかけから始まった表情筋の硬直と付けられた顔の切り傷を隠すために付けられた仮面から言われるようになったリリーのあだ名は「仮面令嬢」。
聖女のことも、自分の正妃らしくない見た目も、何もかも色々と問題がある。これ以上完璧な彼の隣に居続けてはいけない。
聖女が現れた100年目の今年、リリーは相手側から離縁申し付けられるのが嫌で離縁をこちらから突きつけた。なのに、婚約者であるルアン・フルールの反応がどこか変で……
慣習を殴り捨て愛するものとの結婚を求めた溺愛の第1王子×初恋を吹っ切ろうとしたのに何故か結婚が約束されていた無表情の公爵令嬢
その慣習を元にした王太子と聖女の婚約までの仮の婚約者としてリリー・ブランシュは立てられる。
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傷を付けた騎士は現行犯で直ぐに取り押さえられ、ルアンに取り継がれています。叛意があるのか、リリーをなぜ狙ったのか等の尋問を徹底的に受けた後に、最も激化している戦場下などで下働きとして一生働くことになっています。ルアンは追放も、死刑も彼には生ぬるいと考えているのでそのような手は取りませんし、リリーを傷つけたことを本気で怒っているので犯人が生き地獄を味わうように考え処罰を受けています。
王様は100年の周期のうち聖女と共に結婚しない年に産まれ聖女以外の者と結婚したため聖女と結婚しなければいけないということへの恐怖感が強く、無理にでも結婚を行うためにリリーを傷を付けるという選択を取りました。その行動で更にルアンの怒りと行動力を付けさせたので本意とは裏腹に本人の意思を強めることとなっています。許諾についての部分は恐怖を持ちながらも、これだけの力があれば聖女以外と結婚しても周囲から反感を受けないだろうと、怒りの力を引き出すため煽りながら行いました。ですが、ルアンには全く伝わっていないし、何も助力しないし、リリーとの結婚に消極的なのでただ喧嘩売っただけになってます。基本他の策略も失敗しがちで王様として上手くいっていないので数年後にルアンに譲位させられて、ルアンが王となります。