真実の愛、て何? 〜私を捨てた婚約者に味方がいなかった件〜

「僕は真実の愛、というものに出会ってしまったんだ」

 その一言によって、尽くしてきた婚約者に捨てられた侯爵令嬢シーリャ・フランシスコ。
 しかし、誰もが知っていた。
 ラドリーが次期伯爵家当主でいられたのは隣にいたのがシーリャだから。
 そして。

 最強の侯爵家フランシスコ家、シーリャを溺愛する彼らが、彼女を雑に扱う者を許しはしないことを。

 これは婚約破棄を機に、将来を待望されし令嬢が前を歩き出すまでの物語。
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