駆け回るうさぎに失恋した私は白いウサギに舞い上がる

コスプレイヤーに強い憧れを抱く女の子――ありす。

「ちょっと出かけてくる」と家を出た父は、私が知らないお兄さんと帰ってきた。『うづきはくと』と名乗るお兄さんは、その日を境に毎日のようにうちにやってきた。どうやら、父の部屋で一緒にゲームをしているらしい。

高校生に上がる頃にはそんな日々も日常のワンシーン。現在、二人はゲームを作っているらしい。

私はたまに遊ぶ程度で充分だった。それなのに――。
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