悪役令嬢(中身はポンコツ)に転生したので、婚約破棄されてスローライフを送りたい! ~「聖女」と崇められ、腹黒な側近に外堀を埋められて
公爵令嬢ロザリアには秘密があった。それは、自分が乙女ゲームの「悪役令嬢」であり、このままでは破滅ルートが待っているということ。
前世は平凡でお人好しな日本人だった彼女は決意する。
「よし、適度に嫌われて、円満に婚約破棄されて、田舎でイチゴを育てて暮らそう!」
そうと決まれば悪逆非道の限りを尽くすのみ。
ヒロインに「最高級のカツサンド」を無理やり食べさせ(栄養補給)、騎士団を「泥水をすする勢い」でしごき抜き(生存率向上)、王子には「顔も見たくない」と本音をぶちまける(諫言)。
……はずが、周囲の勘違いにより、気づけばロザリアは国中の尊敬を集める「孤高の聖女」として爆誕していた!?
卒業パーティー当日、念願の婚約破棄を言い渡されるも、周囲からは非難どころか「愛ゆえの苦言だったのか!」と絶賛の嵐。
パニックに陥るロザリアを救い出したのは、唯一の味方だと思っていた側近の幼馴染、アリスターで——。
「逃げ場なんて、最初から作ってないよ」
実は一番の腹黒だった側近に溺愛され、外堀を完璧に埋め尽くされていくポンコツ令嬢。
彼女が本当の自由(スローライフ)を手にできる日は、果たしてやってくるのか?
(※短編版は二人の逃避行……に見せかけた、執着側近によるハッピーエンドまで!)
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