乙女ゲームのモブ捜査官は稚拙なシナリオを許さない 〜サイコパスヒロインの自作自演を科学的に暴いたら、悪役令嬢が押しかけ助手になりました〜
「セシリア! 貴様のような陰湿な女との婚約は、今ここで破棄する!」
乙女ゲームの王道である『悪役令嬢の断罪イベント』。
可憐なヒロインが涙ながらにいじめを訴え、王太子が冷酷に婚約破棄を突きつける。
誰もがヒロインに同情する中、壁際で警備任務に就いていた平民のモブ捜査官・レオン(前世:天才犯罪心理学者)は一人、呆れ果てていた。
(……あのヒロイン、眼輪筋が全く動いていない。完全な『嘘泣き』だ。むしろ微表情には、他人を操る優越感がダダ漏れじゃないか)
ドレスの裂け目の繊維の向き、階段から落ちたのに一切ない防御創。
前世で培った『プロファイリング』と『科学捜査』の知識を用いれば、可憐なヒロインの裏の顔(サイコパス)と自作自演など、一目瞭然だった。
「乙女ゲームの強制力? 知るか。異常犯罪者の三文芝居など、俺の『論理』が許さない」
レオンは圧倒的な証拠と心理分析でヒロインの嘘を論理的に暴き、見事な論破で断罪イベントをひっくり返してしまう。
さらに、冤罪は晴れたものの実家から勘当され、行き場を失った不器用な元・悪役令嬢セシリアを「疑い深い性格が犯罪捜査の助手にぴったりだ」と自分の事務所へ拾うのだが――
「ちょっと! なんですかこのゴミ屋敷は! 助手の前に、まずは掃除からですわ!!」
天才的だが生活能力が皆無(超甘党)なモブ捜査官。
彼に拾われたことで、隠された『家事力』と『オカン属性』が開花してしまった元・悪役令嬢。
これは、二人が乙女ゲームの狂ったシナリオを次々と論理的に解体し、サイコパスなヒロインに最高の『ざまぁ』を与えながら、無自覚にいちゃいちゃする痛快な謎解き事件簿。
※残酷な描写あり(念のため)
※サイコパスなヒロインを論理的に完全論破してスカッとするお話です。
※主人公と悪役令嬢のじれったいラブコメ要素も含みます。
(予定)
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