『王宮保護者会は、本日も胃が痛い』 〜王太子と悪役令嬢が両片想いすぎるので、周囲が見守る話〜
王太子アルヴェインと、公爵令嬢リリアーナ。
誰もが認める完璧な婚約者同士――のはずだった。
しかし実際は、
「君はなぜ他の男とばかり話す!」
「殿下こそ、女性に優しすぎます!」
嫉妬と誤解で、会うたびに衝突していた。
社交界では、
“悪役令嬢と冷酷王太子の政略婚約”
と噂されているものの、
王妃、国王、公爵夫妻、侍女たちは知っている。
――あれはただの、重すぎる両片想いであることを。
そして今日もまた、
王宮の一室では“保護者会”が開かれる。
「……で、今回は何をやらかしたのです?」
「婚約破棄未遂ですな」
「いつものですわね」
さらに宮廷占星術師だけは、
二人が結ばれなければ王国の未来が揺らぐことを知っていて――!?
これは、
恋愛に不器用すぎる王太子と悪役令嬢を、
周囲の大人たちが生温かく見守る、
ほのぼの系・異世界恋愛コメディ。
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