虹の瞳のセルランティア~殺した者と殺された者の魂は過去に飛び、互いの体に入って悲劇の芽を摘む~
隣国王子との婚姻式の日。王女セルランティアは一人の少年によって殺された。
――はずだった。
だが、次に目を覚ました時、彼女は半年前の世界に戻っていた。
しかもその体は、自分を殺した少年であるリオフリードのものだった。
「何故、わたくしがあの時の少年に……?」
セルランティアは恐怖し、混乱する。
一方、暗殺者の少年リオフリードも、セルランティアの体で目を覚ましていた。
孤独な王女は貧しい少年として。
貧しい少年は孤独な王女として。
これまでとは全く違う環境で、互いの人生を生きることになった二人。
彼らは知らなかった世界や人々と出会い、相手の人生を少しずつ知っていくことになる。
そして未来で待つ悲劇とその原因へと、一歩一歩近づいていく。
何故、リオはセルランティアを殺したのか。
二人は未来を変えることができるのか。
孤独な王女と、貧しくも何かを秘めた少年。
運命に翻弄される二人が紡ぐ、やり直し異世界ファンタジー。
※W主人公ですので二人の視点が交互に展開されていきますが、塔側が☽、街側が☀と、エピソードタイトルに記号を付けております
――はずだった。
だが、次に目を覚ました時、彼女は半年前の世界に戻っていた。
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