紗香
かつて両親を殺害した過去を持つ元虐待児の夏目紗香は中学卒業を機に母方の祖父母に預けられ、養護施設と共に忌まわしき地元を去り、自身の姓を捨てた。
高校入学以来、元々備わっていた美貌で紗香は一躍学校の人気者へと上り詰めていた。そんなある日、いつものように図書室で勉強していると、外から物音が聞こえ、窓から見下ろすと、体育館裏で不良グループからいじめを受ける滝藤歩がいた。いじめの現場を目撃した紗香はすぐに滝藤歩を助けに向かい、機転を利かして一時いじめから救った。それ以来、滝藤歩との仲が深まり、交際にまで至った。しかし、突如滝藤歩をいじめていた不良グループらによって滝藤は交通事故に巻き込まれ、重傷を負う。滝藤の事故に不良グループが絡んでいることを知った紗香はかつて心の奥底に封印していた感情(殺意)が再び蘇り、滝藤歩に重傷を負わせた関係者全員殺すことを決意し、一人また一人と殺していく。
滝藤歩との幸せを守る夏目紗香が繰り出す殺人鬼サスペンスが今ここに幕を開ける。
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