悪役令嬢人形譚〜呪いの人形と悪女たちの神殿〜
公爵令嬢ヴィクトリアは、卒業記念舞踏会で王太子から婚約破棄を告げられ、曰く付きの人形とともに贖罪神殿へ送られる。
だがそこは、罪人を閉じ込める場所ではなく、婚約破棄や醜聞で居場所を失った女性たちが人生をやり直すための場所だった。
しかも神殿には、王太子の側近たちから婚約を破棄された四人の令嬢も、それぞれ呪われた品とともに集められていた。
やがて王太子たちは「悪い女性が簡単に社会へ戻るのはおかしい」と神殿制度へ介入し始める。
そして王都では、彼らに次々と災いが起き始めた。
血を吸う首飾り。
罪を映す鏡。
夜中に鳴るオルゴール。
主人を殺すティーセット。
そして、持ち主を陥れた者へ災いを返すという復讐人形。
呪いなのか、それとも自業自得なのか。
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