【完結】追放聖女は“幸福値”しか視えません
王都を追われ、奇跡を失った私に残ったのは——人の頭上にだけ見える“幸福値”の数字。
流れ着いた辺境で小さなカフェを開くと、扉の前に並んだのは剣士でも魔術師でもない“ふつうの悩み”だった。「夫婦げんかを直したい」「パンの配合を見直したい」「不登校の少年に居場所を」。
私は相談相手の“幸福のトリガー”を見つけ、手帳に小さな改革を設計する。幸福値は1ずつ、時に10ずつ上がり、やがて町の総量が閾値を超えた時——古い遺跡の封印が音を立てた。
幸福は世界のギミックだった? 神殿でも軍でもなく、台所と笑顔で世界を更新する。
読後“あたたかい”のに、“続きが気になる”連載設計。日常解決×遺跡の謎、ほのかな恋も。
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