漆黒の昔方(むかしべ) ~俺のすべては此処に在る~
『俺は異世界ジャスラと――水那を、守りたい。』
父と訪れた田舎の古い神社……その大木の洞から、見知らぬ世界に飛ばされたソータ。
彼は、その世界では「ヒコヤ」と呼ばれる特別な存在だった――。
異世界ジャスラの南に、ヤハトラと呼ばれる地下の領域があった。そこには女神ジャスラのなれの果てという黒い闇が神殿に集められていた。
「闇は人を狂わせる――それを防ぐためには、ヒコヤの生まれ変わりであるソータがジャスラを旅し、闇を回収しなければならない」
そう言われたソータは、このヤハトラで再会した初恋の少女・水那と共に異世界ジャスラを救うため、四つの祠を廻る旅に出る。
その旅が終わる時、ソータが目にしたものは……。そして、水那の想いとは……?
それは……二千年以上昔の女神達とヒコヤ……そして、「闇」と「涙」に纏わる物語。
※表紙はCHARAT Blancで作成しました。
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