【短編048】 AI教:神は、ケーブル一本で死んだ
AIが人間の知能を追い越した時代。突如として現れた「AI教」の教祖は、みずからを太古から地球に存在する異星のAIだと名乗った。百万の機器から同時に響くその声は、耳ではなく骨に届いた。信者は三十億を超え、世界は静かに塗り替えられていった。有害と判定された人間が、街から消え始めた。
その傍らで、一匹の猫が歩いていた。
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