選ばれたのは「ざまぁ」でした〜お嬢様と前魔王の右腕はざまぁの為に学園で暗躍する〜

「ざまぁ、よ」
 全てはこの一言から始まった。

 わたし、シイナ=スノーガーデンと、四大貴族サイテ=テルノの婚約。うちみたいな辺境貴族と四大貴族が婚約するのは、我が家が持つ秘薬を狙った婚約。

 うちの秘薬を狙った、クズとの政略結婚なんてごめんだわ。どうせ、薬を手に入れたら、わたしや家は潰されてしまうでしょう。

 それをさせない為に、婚約破棄をさせましょう。

 春から三年間、同じ学園で過ごすのだから、わざと嫌われて、向こうから婚約破棄させるようにすればいいわ。
 でも、相手は国内最高クラスの四大貴族の一つ。
 婚約破棄させても、武力で奪いに来るでしょうね。

 それなら、こちらも対抗策を用意しないとね。
 誰もが手出しできないような「名誉ある盾」を。

 その最たるものが、“魔王討伐”。
 人類の敵である魔王を討ち倒し、英雄となれば、誰もわたしに手出しはできないでしょう?
 
 
 でも、魔王を倒すと言っても、わたし一人じゃ出来ないわ。だから、手伝ってちょうだい。アルディアーノ。

 執事としての仕事?わたしのお世話?そんなの必要ないわ。

 貴方の仕事はスカウトよ。魔王討伐の人材を探してね。それともちろん、貴方も魔王討伐に参加するのよ。前魔王の右腕さん。

 婚約破棄をさせるため、魔王討伐のスカウトをするため、わたしとアルディアーノの学園生活が始まる。



 メインはお嬢様視点で、時々執事視点となります。
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