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目標とする新人賞を決めよう〈短編小説〉③~ファンタジア大賞の傾向~
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今回はファンタジア大賞について調べ、詳細と傾向をまとめていく。
ファンタジア大賞はKADOKAWAのファンタジア文庫編集部が主催するライトノベルの賞だ。
前期、後期と年クールに分けて募集をし、それぞれで最終選考に残ると入選となる。そしてその入選作の中から賞が選ばれる。年によっては該当作品がない場合もある。
募集要項をまとめると以下の通りだ。
〈ファンタジア大賞〉
・締め切り:2023年8月31日
・ジャンル:フリー
・募集内容:10代の読者を対象としたエンターテイメント作品。切り開け‼キミだけの王道!
・応募資格:プロアマ不問
・賞金:大賞300万円
金賞50万円
銀賞30万円
入選10万円
・原稿枚数:40字×16行換算 200枚~270枚(128,000~172,800文字)
あらすじ5枚
・結果:サイトで随時発表
・審査員:細音啓『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』
橘公司『デート・ア・ライブ』
羊太郎『ロクでなし魔術講師と禁忌経典』
ファンタジア文庫編集長
★1次選考通過者には10段階評価シート
「キャラクター」「オリジナリティ」「ストーリー」「同時代性」「文章力」を評価
過去の受賞作から見ると王道ファンタジーや異世界もの、所謂なろう系が多い印象だ。
それ以外だとラブコメや学園モノといったファンタジー以外の王道ライトノベルも多い。
そんな中、特筆すべきは第35回の大賞作品朝依しると『VTuberのエンディング買い取ります。』
これは35年のファンタジア大賞の歴史の中で初めて『ファンタジー』と『バトル』要素がない大賞作品だ。
つまり逆に言うと、受賞作の中にラブコメや学園モノ、青春小説などはあれど、35年間大賞作品は『ファンタジー』『バトル』の要素があったということだ。
これだけでファンタジア大賞の傾向が見えてくる気がする。
私が今書いているものはファンタジーとバトルの要素が入っているものだ。でも、なろう系ではない。
ただ、要素は満たしているのだから応募候補には入る。
私が応募するとしたら第37回前期か後期。
第35回という比較的最近に今までと異なる作品が大賞を受賞していることからも、なろう系ではないファンタジー小説も受け入れられる可能性がある。
そしてなにより、1次通過者がもらえる評価シートの存在。
プロの編集者に自分の小説を評価してもらえる機会などほとんどない。
ファンタジア大賞は応募先の候補として残し、今後過去の受賞作や最近のファンタジア文庫の新刊などを読み、よりファンタジア大賞とファンタジア文庫の傾向を研究していきたい。
まずは第35回大賞作品『VTuberのエンディング買い取ります。』この作品から読んでみたい。
35年の歴史を覆すほどの面白さが何なのか。また後日語る予定なので、私なんかの研究に興味がある人はぜひ読んでもらえたら嬉しい。
ファンタジア大賞はKADOKAWAのファンタジア文庫編集部が主催するライトノベルの賞だ。
前期、後期と年クールに分けて募集をし、それぞれで最終選考に残ると入選となる。そしてその入選作の中から賞が選ばれる。年によっては該当作品がない場合もある。
募集要項をまとめると以下の通りだ。
〈ファンタジア大賞〉
・締め切り:2023年8月31日
・ジャンル:フリー
・募集内容:10代の読者を対象としたエンターテイメント作品。切り開け‼キミだけの王道!
・応募資格:プロアマ不問
・賞金:大賞300万円
金賞50万円
銀賞30万円
入選10万円
・原稿枚数:40字×16行換算 200枚~270枚(128,000~172,800文字)
あらすじ5枚
・結果:サイトで随時発表
・審査員:細音啓『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』
橘公司『デート・ア・ライブ』
羊太郎『ロクでなし魔術講師と禁忌経典』
ファンタジア文庫編集長
★1次選考通過者には10段階評価シート
「キャラクター」「オリジナリティ」「ストーリー」「同時代性」「文章力」を評価
過去の受賞作から見ると王道ファンタジーや異世界もの、所謂なろう系が多い印象だ。
それ以外だとラブコメや学園モノといったファンタジー以外の王道ライトノベルも多い。
そんな中、特筆すべきは第35回の大賞作品朝依しると『VTuberのエンディング買い取ります。』
これは35年のファンタジア大賞の歴史の中で初めて『ファンタジー』と『バトル』要素がない大賞作品だ。
つまり逆に言うと、受賞作の中にラブコメや学園モノ、青春小説などはあれど、35年間大賞作品は『ファンタジー』『バトル』の要素があったということだ。
これだけでファンタジア大賞の傾向が見えてくる気がする。
私が今書いているものはファンタジーとバトルの要素が入っているものだ。でも、なろう系ではない。
ただ、要素は満たしているのだから応募候補には入る。
私が応募するとしたら第37回前期か後期。
第35回という比較的最近に今までと異なる作品が大賞を受賞していることからも、なろう系ではないファンタジー小説も受け入れられる可能性がある。
そしてなにより、1次通過者がもらえる評価シートの存在。
プロの編集者に自分の小説を評価してもらえる機会などほとんどない。
ファンタジア大賞は応募先の候補として残し、今後過去の受賞作や最近のファンタジア文庫の新刊などを読み、よりファンタジア大賞とファンタジア文庫の傾向を研究していきたい。
まずは第35回大賞作品『VTuberのエンディング買い取ります。』この作品から読んでみたい。
35年の歴史を覆すほどの面白さが何なのか。また後日語る予定なので、私なんかの研究に興味がある人はぜひ読んでもらえたら嬉しい。
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