女装剤(ある女騎士の事情)(ビオラの章)
憧れの女騎士に追いつくため、騎士となった少年――グラムレス。
十五歳の頃、命を救ってくれた女騎士リリーに一目惚れした彼は、
「俺、アンタよりも強くなって、絶対アンタを迎えに行くから!」
そう誓い、騎士として努力を重ねていく。
しかし、ようやく彼女のもとへ辿り着いたとき、リリーはすでに隣国へ嫁いだあとだった。
それでも聖騎士になるという夢を抱いたグラムレスだったが、ある日、地龍との戦いで瀕死の重傷を負ってしまう。
そして――
仲間からポーションとして飲まされた一本の薬。
それは、大魔女ラカが作った呪いの薬――
後に**「女装剤」**と呼ばれるものだった。
薬の力によって命を救われた代償は、男としての身体を失うこと。
新たな名前は、ビオラ。
これは、憧れを追いかけていた一人の少年が、少女となり、女騎士として新たな人生を歩み始める物語。
そしてその先で待っていたのは――
かつてのライバル、ラストとの出会い。
ビオラの人生は、ここから大きく動き始める。
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2026/8/17 追記
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感想、いいねもありがとうございます!
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