足し算しかできない無能と追放された俺、切り捨てられた仲間を集めて神託王国をひっくり返す
「他人の力を足すだけの寄生能力」――そう蔑まれ、追放された記憶喪失の青年シグ。
けれど彼の《総和》は、微風しか起こせない少女も、治癒の弱い村人も、魔法を消してしまう少年も、全員が自ら託した力なら“最強の一手”へ変えられる能力だった。
神託にすべてを任せる王国では、弱い加護、貧民、小さな被害が最初から数えられていない。シグは銀髪の相棒イネラをはじめ、切り捨てられた仲間を救いながら、神託に隠された前提と王国の仕組みをひっくり返していく。
だが、左手に浮かぶ「Σ」の紋と失われた記憶の先には、彼がかつて仲間全員の運命を独断で決めたという罪が眠っていた――。
無能逆転、仲間救済、能力バトル、微恋愛。数学知識不要。弱者一万人の力が“無限”へ挑む、全45話完結ファンタジー。
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