プリンセス☆ボーイ
魔術師クリートは、一目惚れしたお姫様のクローンを創ろうとした。
だが失敗。出来上がったのは、お姫様そっくりの美少年であった。
クリートは唖然、茫然、愕然、失意のどん底に叩き込まれるが、
当のクローンはそんなクリートを「ご主人様」と呼んで一途に慕う。クリート自身がそういう風に創ったからだ。
完璧な出来栄えである。性別以外は。
だが。
そんな、「完璧だが大失敗なクローンの出来栄え」が、
綱渡り的な奇跡の軌跡であったことを、クリートは後に知る。
そしてその奇跡が、世界規模の災厄を止める切り札となる……!
実は。
この作品を執筆したのは、軽く十年以上も昔のことでして。
本作に途中から登場するサブヒロイン(メインヒロインはクリーティア)である
エイユンは、この作品が初出です。この後、エイユンを気に入った私が、
彼女をメインヒロインに据えて描いたのが先に投稿しました「このアマ」なのです。
「このアマ」をまだ未読の方、よろしければそちらも見てやって下さいませ。
そして。
メインヒロインたるクリーティアは後に、
「ニッポニア」でミドリに、「事務長」でニコロになりました。
それやこれや、思い出深い作品なのです。
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