カナリア姫の婚約破棄
「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する!」
登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。
レニー・フローレスは『カナリア姫』との二つ名を持つ音楽家で有名なフローレス侯爵家の長女で、彼女自身も歌にバイオリン、ヴィオラ、ピアノにハープとさまざまな楽器を使いこなす歌姫だ。少々ふくよかではあるが、カナリア色の巻毛にけぶるような長いまつ毛、瑞々しい唇が独身男性を虜にした。鳩胸にたわわな二つの山も視線を集め、清楚な中にも女性らしさを身につけ背筋を伸ばして佇むその姿は、まさに王子妃として相応しいと誰もが思っていたのだが。
どうやら婚約者である第三王子は違ったらしい。
この婚約破棄から、国は存亡の危機に陥っていくのだが。
※他サイトでも投稿しています。
登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。
レニー・フローレスは『カナリア姫』との二つ名を持つ音楽家で有名なフローレス侯爵家の長女で、彼女自身も歌にバイオリン、ヴィオラ、ピアノにハープとさまざまな楽器を使いこなす歌姫だ。少々ふくよかではあるが、カナリア色の巻毛にけぶるような長いまつ毛、瑞々しい唇が独身男性を虜にした。鳩胸にたわわな二つの山も視線を集め、清楚な中にも女性らしさを身につけ背筋を伸ばして佇むその姿は、まさに王子妃として相応しいと誰もが思っていたのだが。
どうやら婚約者である第三王子は違ったらしい。
この婚約破棄から、国は存亡の危機に陥っていくのだが。
※他サイトでも投稿しています。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢のお父様
ばぅ
恋愛
卒業パーティーで婚約破棄。
しかし、その断罪劇に現れたのは、悪役令嬢ではなく父親である筆頭公爵。
家と家、そして王位継承まで絡む婚約を、子供だけで勝手に壊せるわけがない。
「家の話であれば、私を通していただこうか」
その一言で、恋に酔った王太子の“物語”は終わりを告げて――!?
これは、婚約破棄を現実でやってしまった愚かな王太子に、大人たちが正論を叩き込むお話。
悪役令嬢に相応しいエンディング
無色
恋愛
月の光のように美しく気高い、公爵令嬢ルナティア=ミューラー。
ある日彼女は卒業パーティーで、王子アイベックに国外追放を告げられる。
さらには平民上がりの令嬢ナージャと婚約を宣言した。
ナージャはルナティアの悪い評判をアイベックに吹聴し、彼女を貶めたのだ。
だが彼らは愚かにも知らなかった。
ルナティアには、ミューラー家には、貴族の令嬢たちしか知らない裏の顔があるということを。
そして、待ち受けるエンディングを。
あのとき助けていただいた触手です
無色
恋愛
美しく聡明な侯爵令嬢メルクルディ=アヴァローンは、妬みを抱いた公爵令嬢グリセリアによって、身体の半分が触手に変わる呪いをかけられ、王都から追放される。
孤独と絶望の中で生きる彼女のもとに現れたのは、天才だが変人の魔法使いロッシュ=カサンドル。
異形となった彼女の姿を美しいと称賛し、毎日触手の研究に没頭するロッシュに、メルクルディの心は次第にほぐれていく。
一方、呪いをかけたグリセリアは、満足げに高笑いするが、じわじわと破滅の兆しが忍び寄っていることに気付かないでいた。
勝手にしなさいよ
棗
恋愛
どうせ将来、婚約破棄されると分かりきってる相手と婚約するなんて真っ平ごめんです!でも、相手は王族なので公爵家から破棄は出来ないのです。なら、徹底的に避けるのみ。と思っていた悪役令嬢予定のヴァイオレットだが……
婚約破棄されたから、とりあえず逃げた!
志位斗 茂家波
恋愛
「マテラ・ディア公爵令嬢!!この第1王子ヒース・カックの名において婚約破棄をここに宣言する!!」
私、マテラ・ディアはどうやら婚約破棄を言い渡されたようです。
見れば、王子の隣にいる方にいじめたとかで、冤罪なのに捕まえる気のようですが‥‥‥よし、とりあえず逃げますか。私、転生者でもありますのでこの際この知識も活かしますかね。
マイペースなマテラは国を見捨てて逃げた!!
思い付きであり、1日にまとめて5話だして終了です。テンプレのざまぁのような気もしますが、あっさりとした気持ちでどうぞ読んでみてください。
ちょっと書いてみたくなった婚約破棄物語である。
内容を進めることを重視。誤字指摘があれば報告してくださり次第修正いたします。どうぞ温かい目で見てください。(テンプレもあるけど、斜め上の事も入れてみたい)
婚約破棄ならもうしましたよ?
春先 あみ
恋愛
リリア・ラテフィール伯爵令嬢の元にお約束の婚約破棄を突き付けてきたビーツ侯爵家嫡男とピピ男爵令嬢
しかし、彼等の断罪イベントは国家転覆を目論む巧妙な罠!?…だったらよかったなぁ!!
リリアの親友、フィーナが主観でお送りします
「なんで今日の今なのよ!!婚約破棄ならとっくにしたじゃない!!」
………
初投稿作品です
恋愛コメディは初めて書きます
楽しんで頂ければ幸いです
感想等いただけるととても嬉しいです!
2019年3月25日、完結致しました!
ありがとうございます!
婚約破棄した令嬢の帰還を望む
基本二度寝
恋愛
王太子が発案したとされる事業は、始まる前から暗礁に乗り上げている。
実際の発案者は、王太子の元婚約者。
見た目の美しい令嬢と婚約したいがために、婚約を破棄したが、彼女がいなくなり有能と言われた王太子は、無能に転落した。
彼女のサポートなしではなにもできない男だった。
どうにか彼女を再び取り戻すため、王太子は妙案を思いつく。
彼のいない夏
月樹《つき》
恋愛
幼い頃からの婚約者に婚約破棄を告げられたのは、沈丁花の花の咲く頃。
卒業パーティーの席で同じ年の義妹と婚約を結びなおすことを告げられた。
沈丁花の花の香りが好きだった彼。
沈丁花の花言葉のようにずっと一緒にいられると思っていた。
母が生まれた隣国に帰るように言われたけれど、例え一緒にいられなくても、私はあなたの国にいたかった。
だから王都から遠く離れた、海の見える教会に入ることに決めた。
あなたがいなくても、いつも一緒に海辺を散歩した夏はやって来る。
アホの子の、ただの婚約破棄のお話かと思ったら·····いや、凄まじかった!
お話を読み進め、事情を知って行くと、悪いのは総て『人』だったという事実に愕然とし、その場に居て歌を聴いている一市民になった様に恐怖しました。
人は、それがあった時は悔いて反省し後の世に教訓として物語を伝えて行くのに、何十年、何百年と経てば真実を忘れ、御伽噺と侮り、自分に都合の良い欲に歪めてしまう。
大変感慨深いお話でした。
悲劇の魔族の歌姫が死に別れた恋人と再会出来、今度こそ幸せに成れますようにお祈りして筆を置かせていただきます。
素晴らしいお話を読ませて頂きまして有難う御座いました✨
感想をありがとうございます。
人は業が強いので、都合の悪いことは忘れたり隠蔽したりしますからね。まあ、魔族も善性ばかりではないんですけど。ここではアホ王子がやらかしてるので、人間の醜悪さが明らかにされました。コメディテンポで仕上げたので楽しんでいただけて良かったです。
一気に読み切ってしまいました。
人間の利己的な愚かさと、魔族の怨念と哀愁は心にグッと来るものがあってなんとも形容しがたい感情に囚われております。
オペラやオーケストラなどの知識に長けていらっしゃるのでしょうか。無知な私でもスラスラ読んで理解することが出来ました。
かように優れた作品に出会えたこと、幸運以外のなにものでもございません。
これからの作品も楽しみにしております。
どうかご自愛なさりつつ、励まれてくださいませ。
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです。
音楽は文字にするのが難しくて今回は頑張りました。
私自身は楽器とか全然ダメなので、誤魔化し誤魔化しで稚拙なものですが…。
読みやすく出来上がっていたようなのでよかったです。
ありがとうございました。
鳩胸、という言葉を知らなかったため調べたのですが、疾患名でしか出てきませんでした。
主人公の容姿を褒め称える最中に出てきた単語ですのでおそらく誤用かと思われます。ご確認ください。
おや。ちょっと驚きました。
鳩胸、というのは胸全体が前方に突出している状態のことを指します。実際にバストが小さくても大きく見えるというちょっと羨ましいなと思う形なんですが…。そうですか、病気なんですね?
知らずに使うと怖いですねー。ありがとうございました。訂正します。
スッキリ読み終えられました。
約束を守って真摯に向き合っていたら良かったのにね。
まぁ、それが出来る人間だったら最初から歴史を偽らなかったかもですけど(´σ `)フム
流石に骨身にしみたでしょうし、今度こそ誠実にね♡新・王家の皆様♡
あとレニー嬢に幸あれ!«٩(*´ ꒳ `*)۶»
了さとり様
感想ありがとうございます!
人間、色々格好の悪いことは隠したがるものですよね。特に王族ともなると…。
悪事は必ずバレるものとして、きちんと対応していくべきだと思います。
レニーはいずれ…ですね。