騎士団長の象さん事情

ニナ・リンドールは第三騎士団専属事務官として四年前から働いている。
四年前、ニナの父が亡くなって家族が経済的に困窮した時、当時第三騎士団長に就任したばかりだったフレデリック・アイザスが事務官として採用してくれたのだった。

ある朝、ニナがいつものように騎士団長の執務室で珈琲を淹れようとしていたところ、突如としてフレデリックの悲鳴が響いた。
国内屈指の剣士であるフレデリックがあんな悲鳴をあげるなんて、いったい何が!?と慌てるニナだったが、すぐにフレデリックに怪我はないことがわかった。

では、フレデリックの身になにが起こったのか?

少し思い込みの激しい女の子と、モテるのに拗らせてしまった騎士団長の話です。

R18シーンは予告なくはいります。

ムーンライトにも投稿してありますが、後半で違う展開になります。

毎日20時に更新します。
24h.ポイント 120pt
27
小説 9,445 位 / 184,210件 恋愛 4,309 位 / 56,030件