なにをおっしゃいますやら

本日、五年通った学び舎を卒業する。

エリクシア侯爵令嬢は、己をエスコートする男を見上げた。
微笑んで見せれば、男は目線を逸らす。

エブリシアは苦笑した。

今日までなのだから。

今日、エブリシアは婚約解消する事が決まっているのだから。
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