貴方が好きすぎて死にたいのですが、私が死んで損するのはハッキリ言って貴方です!!
王都セントリアから遠く離れた僻地のビュッセオ。そこですくすく育った子爵令嬢、ベアトリス。社交界デビューをすることもすっかり忘れて、早くも齢22。
「小さい家だし、潰えたっていいわ」
計画性の無い両親を落胆させながらも、天真爛漫に領民と仲良く暮らしていました。
そんな折、隣国デーミアでの外交中に小競り合いに巻き込まれ、負傷しながらも森を抜けてきたコルラド第一王子とばったり逢ってしまいました。
恥ずかしがることなくコルラド王子の手当をするベアトリス。もちろん、王子には令嬢だとは思われていません。話を弾ませているうちに、コルラドの知性に惹かれていくベアトリス。
自分には無縁だと思っていた一目惚れをしたのです。
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