マザコン夫の道具になるくらいなら、私、国王の子を産んでやるから!
「ティアナ、安心して。懐妊しやすいように母上が初夜の手ほどきをしてくれるからね」
「はい!?」
私はこの結婚が失敗だと悟った。
夫に月の障りと嘘をついて、ある人へ手紙を送った。
ハンス国王──幼少の頃、王母アンネリース様の貴族学校で一緒だった。
程なくしてマイヤー伯爵夫人として宮仕えを命じられた。
そして私は、かつての友人、国王となった彼に再会したのだ。
その夜──……
「好きだ」
愛の告白を、受けた。
私はもうマイヤー伯爵夫人……でも。
夫婦の寝室に母親を入れようなんて馬鹿男の子供じゃなくて、
どうせ命懸けで産むなら国王の子を産むほうが、絶対いいわよね?
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(他「エブリスタ」様に投稿)
「はい!?」
私はこの結婚が失敗だと悟った。
夫に月の障りと嘘をついて、ある人へ手紙を送った。
ハンス国王──幼少の頃、王母アンネリース様の貴族学校で一緒だった。
程なくしてマイヤー伯爵夫人として宮仕えを命じられた。
そして私は、かつての友人、国王となった彼に再会したのだ。
その夜──……
「好きだ」
愛の告白を、受けた。
私はもうマイヤー伯爵夫人……でも。
夫婦の寝室に母親を入れようなんて馬鹿男の子供じゃなくて、
どうせ命懸けで産むなら国王の子を産むほうが、絶対いいわよね?
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