初めて口にする二度目の言葉
高校の文化祭で『不思議の国のアリス』のパロディ劇をすることになった二年四組。
藤村有子は名前が『アリス』と読めるというだけで、主役に大抜擢されてしまう。
文化祭の準備が佳境に入った頃、有子は変な世界に——不思議の国に迷い込んでしまう。
そこは原作ではなく、パロディ劇の世界だった。
伝説の聖剣を手にしてトランプ兵を蹴散らしたり、王様と一騎討ちをしたりと無双する有子だが……。
劇の結末は、彼女が望んでいたものではなくて——
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