トルサニサ
大陸国家、トルサニサ。
科学力と軍事力で隆盛を誇るその国民は、結婚も人生の職業も個人の能力に依って国家が定める。
その場合の能力とは、瞬間移動や物体移動などのことをいい、トルサニサ軍は、その特化した能力を最大引き出す兵器を有し、隣国との争いを続けて来た。
そのトルサニサ軍、未来のエース候補が揃う士官学校はエフェ島にあり、その島の対面にはシンクタンクもあるため、エフェ島はエリートの象徴の島となっている。
士官候補生のサヤは、そんな士官学校のなかで、万年二位の成績を収めることで有名。
それを、トップのナジェルをはじめ、フレイアたち同期に嘆かれるも、自身は特に気にすることもない日々。
訓練と学習の毎日のなかで、学生たちは自分と国の未来を見つめていく。
シンクタンクの人間、テスとの出会い、街のひとを巻き込んだ収穫祭。
そのなかで、サヤとナジェルは互いに惹かれていく。
隣国との争い、そしてその秘密。
ナジェルと双璧を成すアクティスの存在。
そうして迎える、トルサニサ最大の危機。
最後に、サヤが選ぶ道は。
科学力と軍事力で隆盛を誇るその国民は、結婚も人生の職業も個人の能力に依って国家が定める。
その場合の能力とは、瞬間移動や物体移動などのことをいい、トルサニサ軍は、その特化した能力を最大引き出す兵器を有し、隣国との争いを続けて来た。
そのトルサニサ軍、未来のエース候補が揃う士官学校はエフェ島にあり、その島の対面にはシンクタンクもあるため、エフェ島はエリートの象徴の島となっている。
士官候補生のサヤは、そんな士官学校のなかで、万年二位の成績を収めることで有名。
それを、トップのナジェルをはじめ、フレイアたち同期に嘆かれるも、自身は特に気にすることもない日々。
訓練と学習の毎日のなかで、学生たちは自分と国の未来を見つめていく。
シンクタンクの人間、テスとの出会い、街のひとを巻き込んだ収穫祭。
そのなかで、サヤとナジェルは互いに惹かれていく。
隣国との争い、そしてその秘密。
ナジェルと双璧を成すアクティスの存在。
そうして迎える、トルサニサ最大の危機。
最後に、サヤが選ぶ道は。
あなたにおすすめの小説
勇者に手柄を奪われたので、魔王討伐の報告会で質問を三つだけしました
「お前の名前を出すと、英雄譚が分かりにくくなるんだ」
魔王討伐の作戦士アルレンは、勇者に自分と仲間の功績を奪われた。
口止め料を拒み、向かったのは王の前で開かれる報告会。
「第一結界を、なぜ夜明けまで破らなかったのですか」
三つの質問と、討伐前から残る記録。
華々しい武勇伝の裏で、誰が何をしたのか。
英雄の嘘を暴き、仕事と名前を取り戻す逆転ファンタジー。
『お前が運命の番だなんて最悪だ』と言われたので、魔女に愛を消してもらいました
竜族の王子フェリクスの成人の儀で、侯爵令嬢クロエに現れたのは運命の番紋。けれど彼が放ったのは「お前が番だなんて最悪だ」という残酷な言葉だった。
異母妹ばかりを愛する王子、家族に疎まれる日々に耐えきれなくなったクロエは、半地下に住む魔女へ願う。「この愛を消してください」と。
恋も嫉妬も失い、辺境で静かに生き直そうとした彼女のもとに、三年後、王宮から使者が現れる。異母妹の魅了が暴かれ、王子は今さら真実の愛を誓うが、クロエの心にはもう何も響かない。愛されなかった令嬢と、愛を取り戻したい竜王子。番たちの行く末は――。
【完結】「見るだけで不快だ」と言われましたので、田舎町で暮らすことにしました
「君は顔も心も醜い。見るだけで不快だ」
初夜の晩、寝室でアメリシアは夫からそんな言葉を吐かれただけでなく、これから三人で眠ると宣言された。もう一人はアメリシアの親友、クージアだった。
アメリシアが夫のモレイブと婚約したのは七年前。親友と出会ったのは十年前。
十年の友情は、結婚式を挙げた当日に失われた。
そして、次の日に聞かされたのは両親の訃報。
アメリシアは、どんなに辛くても両親の分も生きて幸せになると決め、そんなに自分のことを見たくないのなら、モレイブと離婚し、彼と絶対に会うことのない田舎町で暮らしていくことにした。
離婚届を置いて去ったアメリシアは、田舎町で苦労しながらも、幸せを見つけていくのだが、モレイブはあんなことを言っておきながらも、アメリシアと離婚する気はなく――。
辺境伯に任命された。だが領地がド田舎だったので、本気で開拓してみた
数々の事業を成功させてきたレオンは、国王から辺境伯に任命された。栄誉ある役目に胸を躍らせ、意気揚々と領地へ向かったレオンだったが、そこで目にしたのは、荒れた道、寂れた町、そして娯楽のほとんどない辺境の土地だった。「……なんだここは。王都へ帰りたいな」そう思ったレオンだったが、補佐官マーティンの案内で山頂から町を見下ろしたとき、考えが変わる。美しい山々、静かに流れる川、そして人々が忘れていた土地の歴史。「……これは確かに、人を呼べる」事業家としての経験と私財を惜しみなく使い、レオンは道路の整備や公共施設の改善、観光開発に乗り出す。しかし、金だけでは領地は変わらない。この土地を本当に変えるため、レオンは領民たちに問いかける。
【完結】領主の息子様、平民の私は「ただの遊び相手」? ならば婚約者令嬢とタッグを組みます!
身分差の恋を装う領主の息子・ヴァレリアンに遊び相手として騙されていた平民のお針子人コレット。
一方、彼の完璧な婚約者ローザもまた、彼のゲスな本性を知る。
傷ついた二人の少女は裏で固い同盟を結び、職人街のネットワークと緻密な罠でヴァレリアンを社会的に追いつめる!
自らの誇りと技術で復讐を果たした二人は、やがて彼女たちを真摯に愛する運命のパートナーと出会い、本当の幸せを掴み取る。
※ハッピーエンド保証/完結済み
「銀貨三枚のことでしょう」と笑われたので、ギルドを辞めました。その後、王立会計院の監査が入ったそうです
王都の冒険者ギルド《金鹿の角》で管理官として働くイルゼは、王国の最低報酬額改定を受け、翌月から三名の職員が基準を下回ることに気づいた。
必要な増額は、一人につき銀貨三枚。
すぐに報酬表を修正すれば済む話だと思っていたイルゼだったが、上司から返ってきたのは思いもよらない言葉だった。
「銀貨三枚のことでしょう」
「そんなにすぐお金が欲しいのか」
「他にも直さなければならないところはいくらでもある」
けれど、その「他にもある問題」を一つずつ直してきたのもイルゼだった。
契約の不備、共済の加入漏れ、期限の切れた協定、誤った報酬計算。
過去の間違いを直すだけならまだいい。
これから起きる違反まで、なぜわざわざ増やそうとするのだろう。
最低報酬の是正そのものは、どうにか認めさせることができた。
それでもイルゼは、《金鹿の角》を辞めることにした。
その後、彼女は小さな管理事務所を開き、ギルドや商会の契約や帳簿を整える仕事を始める。
一方その頃、王都では別の大手ギルドを巡る問題をきっかけに、王立会計院が認可ギルドへの監査を強めていた。
そしてある日、《金鹿の角》にも監査官が訪れる。
「うちは、そこまで酷くない」
そう考えていた経営陣だったが、数年分の帳簿を調べ始めた監査官は、ある不自然な数字に目を留め――。
「刺繍しかできない妻はいらない」と離縁されましたが、結界刺繍師の私だけが呪われた大公様に触れられるようです
夫の工房で八年間、王宮礼装や防護幕に結界を縫い込みながら、その功績も名前も奪われてきたエリアーヌ。
愛人を王宮刺繍室の新主任に据えた夫クロードから、「刺繍しかできない妻はいらない」と離縁を告げられた彼女は、職人印まで渡せという要求を拒絶。制作記録と自分の印を守り、侯爵家を出る。
そんなエリアーヌを一人の職人として迎えたのは、湖上都市アステルを治めるルシアン大公だった。
彼は強大な魔力が冷気となって漏れ出す呪いを負い、触れた相手を傷つけてしまうため、誰とも触れ合えずに生きてきた。
ところが、エリアーヌの銀糸と結界刺繍は彼の冷気を鎮め、彼女だけはその手に触れても傷つかない。
切断された防護幕。大公宮へ持ち込まれた王都製の銀糸。侯爵家に奪われた設計図。
事件の真相を追ううちに、ルシアンはエリアーヌの技術だけでなく、彼女自身を大切にするようになる。
これは、名前を奪われた結界刺繍師が、自分の仕事と誇りを取り戻し、誰にも触れられない大公の特別な人になる物語。
一方、彼女を捨てた元夫は、工房を支えていたのが誰だったのかを思い知らされていく――。
ログインすると感想の投稿ができます。